内容説明
「あんたのことは人として認めない」……僕にそう宣言する妻の借金800万円が発覚したのはふとしたきっかけだった。金銭感覚や子どもの教育方針のすれ違い、そして圧倒的なコミュニケーション不全。惹かれ合って結婚したふたりの溝はどのように修復できるのか。結婚技術は向上するのか。専門家への丹念な取材を通して、現代夫婦の在り方に迫る。国際政治学者・三浦瑠麗さんとの対談を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kurara
57
★3 一緒に生活しているうちにどんどん考え方も変わってきてしまったのかな?奥さん。 仕事、家事、育児と環境がこうさせたのか。。かなりヤバめの奥様になられたよう。 ダンナ様である作者の対応の甘さもかなりの原因であるんだろうな。って他人事ではないきもします。思い当たることは大体みんな感じるのでは。【22.75】2022/10/09
かおりん
28
最初は興味をもって読み始めたけど、妻の800万の借金や、妻の殴打で肩脱臼などおもしろいでは済まない暴露話に疲れてしまった。離婚を考えるけど、そんな妻でもまだ愛があり、結婚生活を維持できると思う筆者。すれ違うまでに何とかするべきだったな。妻の立場からしたら、この本が出た時点でもう終わりと思ってるはず。最悪な夫婦関係(^_^;)2023/04/22
金吾
24
△著者夫婦は別れたほうがいいと思ってしまいます。少なくとも私が奥さんならこんな本を出された時点で別れます。2025/03/10
コピスス
6
結婚9年目、妻の借金800万円が発覚。その後妻からのDVで肩を脱臼し救急搬送。ジャーナリストの夫が自身の夫婦不仲について書き連ね、三浦瑠麗ら5人のスペシャリストに取材も行っている。それで?それで結局この夫婦はどうなったの?仲良く暮らせてるの?私が、妻だったら、こんなふうに書かれたら許せない気がするけど。2024/01/20
しげ
5
最初から最後まで、著者の「でも、僕は悪くないよね?」という愚痴に付き合わされたような読後感でした。加害性と被害者意識は常にセット。わたしが子どもの立場だったら、両親がこんなに壮絶な罵り合いをしている家で過ごすのはとてもつらいです。2023/03/20