内容説明
著者がSNSで女性104人を対象に行った、「セックス中の演技に関するアンケート」では、6割以上の女性が「日常的に気持ちいいふり」をしていて、約3割の女性は「日常的にイッたふり」をしていることがわかりました。男性が思っているほど、女性はセックスで気持ちよくなっていないのです。それはなぜか? 以下はほとんどの男性が行っている行為ですが、これらのセックスは間違っている可能性があるからです。
舌を使ってキスする
いろいろ触る
イカせようとする
激しいピストン
体位をよく変える
男女のカラダは異なるので、異性のカラダのことはわかりません。このすれ違いに気がつかないまま多くの人はセックスをしています。本書では、医学的見地に基づきながら、多くの知見をベースに「新しいセックス」にアプローチします。なぜ、舌ではなく唇の裏側を使ってキスすべきなのか? なぜ、いろいろ触ったり、激しいピストンをするのではなく、同じ個所に同じ刺激を与え続けるべきなのか? なぜ、イカせようとしてはいけないのか? 本書によって誤ったセックス観を一新して、パートナーと一緒にイケるセックスを目指しましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
62
結構な性に関する新書読んできたけどこれが一番読みやすく感じた。結局はどんなテクニックよりも気持ちが大事だと思うし基本系が一番なんだなと。そこに位置を変えたり体の使い方を変えるだけで劇的に変わるんだなと。生き物の神秘とはいうけれどやっぱりこの世界は奥が深いと思う。誰にも言ってない告白だけど、こういう性を題材にした仕事すべきだったかな。エロではなく性をもっと学びたいなと本心で思います。2023/11/08
kenitirokikuti
6
メンズ雑誌にあるよなタイプのソレで、猥談ではない。この手の本って信頼せいどうかなってやや疑念を抱いたりするのですが、書き手のひとのブログの過去ログに、よかったエロ同人誌として、朝凪(サークルFatalpulse)の「VictimGirlsR 私は、負けません!」 https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040030762690/ をピックアップしてるので、信頼できると思いました。2023/02/26
マスオ
2
Kindleにて。ラジオ番組「私たちは求めてる」の次のゲストの著書というので購入。知らないこと、誤解していたこと多い。2025/07/19
ハザマー
2
確かに無言での行為が多かったように記憶しているが、中年になってからは結構、女性に聞いたり、褒めたり、言葉でのやり取りの刺激もプラスしています。 再確認、お互いに更に気持ちいいセックスすべく会話することは、大事なことですね。 女性も恥じらいから一歩抜け出して言葉を発信してみよう。2024/05/31
りょうちん
1
日本人は先進国の中で「性教育」が、まったく、からっきし、お粗末な国らしいですね。それを知ったのはごく最近のことです。お粗末な性知識の被害者はおもに女性!?なのかもしれません。AVで仕入れた間違った性行為の被害者も女性かもしれません。そんな事実を多くの男性はあまり知らない。というのが私の今の認識です。その流れからのこの一冊です。ネットでもいろいろ勉強していますが、正しい性知識を誰もが学べるようになって、女性も男性ももっとハッピーになれるといいなと思いました。女性にも参考になる一冊だと思います。2023/11/14