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内容説明
本書は、今やアメリカ史上最悪の薬物汚染問題になっているオピオイド蔓延の実態を余すことなく描いたドキュメントだ。「夢の鎮痛薬」と大々的に宣伝されていたオピオイドの被害について、欲深い製薬会社と堕落した医師の癒着、麻薬密売人も含めての共謀関係、後手後手に回った行政、そして多勢に無勢を覚悟で問題に立ち向かう被害者の遺族や地域のボランティアたちの姿を、著者が5年にわたる取材で克明に記録したものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
10
普通の鎮痛剤(とされている)が麻薬として蔓延。銃や交通事故を超える死亡率の引き上げ要因となったアメリカの状況を訴えている。ロビー活動ができるレベルの企業に責任を負わせるのは難しく、比して個人の責任にするのは容易い。それを続けた結果被害が膨張していったという感じがする。そこは公害問題なんかでよく見る構図に似ているかもしれない。2026/01/13
kenitirokikuti
6
再読じゃないんだが、 ドラッグに混じる「動物用」 米オピオイド危機悪化 https://jp.wsj.com/articles/tranq-a-veterinary-drug-is-worsening-the-fentanyl-crisis-4d9f2be0 キシラジンは動物用鎮静剤。これを混ぜてコストを下げた混ぜドラッグが流行る。オピオイドじゃないから、オピオイド拮抗薬も効かない。〈キシラジンは中国の供給業者から安価で購入することができる。〉ア、アヘン戦争…2023/04/10
ふじこ
3
フィラデルフィアのケンジントンをYouTubeで見て欲しい。ゾンビシティと言われるこの場所は薬物中毒者の溜まり場になっている。鎮痛剤を医師から処方され知らずに中毒者になり、高額なオピオイドから安価なヘロインに移行していく。この街はアメリカの闇だ。 製薬会社は利益の為に中毒性の高いオピオイドを真実を隠し医師を取り入れて処方させた。 その結果アパラチアからオピオイド中毒者が多発した。 そして医師から処方された薬を知らずに飲み、いつしか高校生までもが過剰摂取で命を落としている。 今のアメリカの真実が分かる本。2023/05/24
路輪一人
1
必要な全てが全部書かれてあった。疲弊して絶望した人間を救うのはコミュニティである、この予想をルポライトとして証明してくれたこの本に感謝。考えを改められました。2025/05/06
バーニング
0
https://link.medium.com/T0mcb2kkfyb2022/10/24
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