日本がアメリカに勝つ方法

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日本がアメリカに勝つ方法

  • 著者名:倉本圭造【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 晶文社(2022/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794968135

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内容説明

サンデル先生、これが『ほんとうの正義の話』です。
──出雲充さん(ユーグレナ社長)推薦!
あたらしい経済思想書の誕生!

21世紀に入り「ゲームのルール」は大きく変わった。
そのあたらしいゲームのルールは、実は日本のためにある?!
袋小路に入り込み身動きのとれないアメリカを尻目に、
日本経済がどこまでも伸びていける「死中に活を見出す」反撃の秘策とは?
京大経済学部→マッキンゼー→肉体労働・ホストクラブ→船井総研……
異色のキャリアを歩んできた経営コンサルタントが放つ、
グローバル時代で日本がとるべき「ど真ん中」の戦略。

■「改革者と抵抗勢力」という20世紀的世界観ではもう前に進めない
■21世紀の「ゲームのルール」は日本のためにある
■最速の改革は「横綱相撲」から始まる!
■日本のとるべきは、名付けて“項羽と劉邦作戦
■コメダ珈琲店のコンフォート戦略が成功する理由
■ミドリムシの大量培養に成功したユーグレナから学べること
■今必要な「第四の矢」は「違う立場の人たちとも共有できる国家ビジョン」
■合意形成の「死の谷」を超えるために
■「あたらしいリベラル」と「市場原理主義者」が手を結ぶ日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

4
まず感じたのは新しいタイプの自己啓発本ですね。日本的な資本主義の停滞と新自由主義なアメリカの資本主義の行き詰まりについて解説しながら、俯瞰してみた際に両者は差異がないと断じる。ただ、ここからが著書の真骨頂なので読んでほしいが極端な二つの解答をすりあわせて最適解を導くという論はなかなか多神教の日本には、しっくり議論で、これまでのインフラや社会制度に加え、そこからこぼれ落ちる国民や人々を支えるネットワークの話へ。そのヒントとして空海の「理趣経」をあげる。リベラルの新しい地平か。なるほどノ本でした2014/06/24

脳疣沼

2
書きっぷりに少々癖があるが、傑作だと思う。本書のキーワードである"M字カーブ"はトランプ大統領の登場で頂点に達したかのように思える。しかし、日本においては少々の希望と、煮え切らない鬱屈が感じられる。社会から在特会やシールズは(表舞台からは)消え失せ、安倍政権は保守色が弱まり、左右両方から批判されつつも、民主党(M字カーブ)に懲りた国民の消極的な支持が高い支持率を実現し、あの一年おきに首相が変わってきた日本が政治的安定を実現している。明らかにM字カーブが変化してきているが、まだ何かが足りない。突破口はどこ?2017/01/28

Sean

2
日本がアメリカに勝つ、というか海外に勝つ方法について書いてある。 ただ、現状IT導入の弱い日本に、というか生産性向上に頭が回りづらい日本に将来性があるのかわからない。2014/03/08

井野 雄介

1
ここで言う「アメリカ」は、アメリカ合衆国そのものと言うより、アメリカ的な自由民主経済資本主義を指している。 このアメリカ的なやり方は、経済の活況をもたらす一方で、社会の分断を推し進め、閉塞感ももたらす。 その解決策として筆者は、白黒はっきりした論者達の各々が、お互いに相手方の主張の背景を理解し、その対処案を一つずつ出していくこと、を提案する。これは日本が得意とする現場での改善の積み重ね、に他ならない。 独特な表現をきちんと読み解いていくのは大変だが、気付きの多い力作である。

徒花

1
すんごく難しい。書いてあることの半分くらいしか理解できなかった。そんなに難しい言葉で述べているわけじゃないんだけど、主張が抽象的かつ既存の言葉では端的に表現できない――のもあるし、「んで、どうすりゃいいんだ?」という疑問が浮かんで途方にくれてしまう。しかも、本人はそのつもりはないのかもしれないけど、最後の一連の文章を読むと右派の立場から「もっと良識的なリベラルになれよ」ということを訴えているようにも感じられてしまい、なんか、もったいない気がする。他の人はどれだけこの内容が理解できたのか、非常に気になる。2015/11/30

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