アスリートのメンタルは強いのか?

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アスリートのメンタルは強いのか?

  • ISBN:9784794970411

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内容説明

強いと思われているアスリートのメンタルは、実はセンシティブ!だからこそ適切なメンタルサポートを必要とする。
・ポジティブシンキングは万能ではない
・マインドフルネスによるメンタルトレーニングの実際
・ジュニアアスリートを伸ばすよい親子関係とは?
・ハラスメントや体罰を根絶するためのステップ
・自国開催大会で受けるプレッシャーへの対策
……などなど、最新のスポーツ心理学の成果をふまえ、アスリートが直面する課題を徹底分析。アスリートを全人的に、多角的に支えるためのサポートのあり方とは?すべてのスポーツ関係者・教育者に読んでもらいたい、アスリートのパフォーマンス向上のための新常識。

【目次】
序章アスリートのメンタルを考える荒井弘和

第1部アスリートのこころと身体
第1章こころと身体の関係──アスリートの全人的理解のために雨宮怜
第2章メンタルのコントロール──第3世代のメンタルトレーニング深町花子
第3章ケガからの復帰──ケガを通したこころの理解鈴木敦
第4章女性アスリートの三主徴──回復した先まで見据えた支援栗林千聡

第2部アスリートのメンタル──ジュニアアスリートの話題
第5章親子関係──ジュニアアスリートのペアレンティング梅﨑高行
第6章部活動指導者──部員とのよい関係性を考える青柳健隆
第7章体罰に対する認識と実情──根絶するために必要なこと内田遼介

第3部アスリートのメンタル──最新の話題
第8章トップアスリートのメンタルヘルス野口順子・衣笠泰介
第9章イップス──生物的、心理的社会的背景から捉える栗林千聡
第10章発達障がい──接し方のコツと知識金澤潤一郎
第11章自国開催の心理──過去3大会の研究から、そして東京2020大会に向けて立谷泰久

終章アスリートの行く末──スポーツ心理学からの提言 荒井弘和

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

砂糖

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2章と3章が特に印象深く、私自身もっと学びたいと思う分野が広がった。また違った観点からスポーツ選手を考えるきっかけにもなるだろう。 2025/05/19

近江

0
それぞれ専門分野の違う著者たちがアスリートのメンタルについて掘り下げていく本。実際のところ「少し噛み砕いた論文集」であり、豊富な引用文献があり、ここから派生して調べていくこともできそうな反面、用語の解説にとぼしい章もあったりして、読みやすいとは一概に言えない。とはいえ、必ずしもポジティブシンキングを行うことがよいメンタルになるわけではない(ネガティブシンキングのいい使い方もある)ことや、数々の疾患や逆に動機づけの仕方などが書かれており、範囲が広いため、入門の手がかりにはなる。2021/08/21

ぞね

0
最新の研究がまとまっていて、非常に良い。参考文献も明瞭且つ数が多い。2020/08/13

Go Extreme

0
防衛的悲観主義:ネガティブだから上手くやる セカンドキャリア→デュアルキャリア アスリート・アントラージェ 法的規範・ルールと道徳的規範・フェアプレイの葛藤→インテグリティ・価値 心・技・体・社モデル 理論説:ステレオタイプ化 シミュレーション説:投影 皮肉過程理論 認知行動的技法:ワードリピーティング・感情の描写・価値の明確化 動機付け理論:継続と離脱のメカニズム コーチ:独裁者・ベビーシッター・教師 イップス≠練習不足・弱いメンタル・性格の問題 ジストニア:筋肉の異常収縮×不安 生物-心理-社会モデル2020/06/09

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