光文社文庫<br> 世話を焼かない四人の女

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光文社文庫
世話を焼かない四人の女

  • 著者名:麻宮ゆり子
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 光文社(2022/09発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334794231

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内容説明

住宅メーカーの総務部長を務め、土曜の夜は会社に内緒の別の顔を持つ水元闘子。宅配便のドライバーをしている元ソフトボール選手の榎本千晴。鋭敏過ぎる感覚を持ち、ドイツパン作りに情熱を燃やす石井日和。女と逃げた夫の小さな清掃会社を育て上げた会沢ひと美。仕事の悩みや将来への不安に揺れる4人の女たちが踏み出す一歩。読めばすっと心が軽くなる連作短編集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

165
『敬語で旅する四人の男』の斎木やアルエが登場。『敬語で旅する四人の男』の斎木が登場することで、延長線のようであるが、女性を主人公に代えて別物の連作短編になるのかな。『敬語で旅する四人の男』を読んでいれば、斎木のことが理解できて、面白さが増すと思うけど、読まなくても大丈夫な仕上がり。将来の不安、新しい一歩へ踏み出す勇気のなさというのは誰にもあると思う。その不安を乗りこえ、新しい一歩を踏み出すことは素晴らしい。登場する女性陣の頑張る姿は美しい。自分も頑張れるという元気のお裾分けをいただいた物語だった。2022/10/27

クキモン

21
初読みの作家さんですが、良い作品でした。4人の自立した女性が自分の個性を大事にしながら自分なりの道を前向きに歩む姿に元気づけられます。姉妹編の「敬語で旅する4人の男」も是非読んでみたいと思います。2023/12/24

こばゆみ

16
個人的には「敬語で旅する四人の男」の方が好み。たぶんそれは「四人の男」に薄いながらも関係性があったからだと思う。今回の「四人の女」はそれぞれが独立した短編で、前作でも強い印象を残した斉木がすべての話に関わるという点での連作短編集。でも純粋に女性が活躍するお話は読んでいて楽しいし、嬉しい(^^) 麻宮作品、チェックしてみよう〜2022/10/18

のじ

13
「敬語で旅する・・・」と対をなす?作品。そちらに出てくる斎木くんこちらにも不思議な感じで出てきて、あの話の裏にはこんなエピソードが、なんてことも思います。連作短編集的な感じで、4人の何かの葛藤をかかえた女の人が主人公です。どの話も大変そうだけれど、いろんな形で乗り越えて、そこに齋木君がふしぎな感じでかかわるので、ちょっと笑えたりで、読後感はどれもほのかにあかるく、いい感じです。読んでいて気持ちの良いお話。おすすめですが、先に「敬語で旅する四人の男」を読むのをおすすめします。2022/12/02

みにみに

12
タイプの違う4人の女たちがそれぞれに抱える事情。日常生活や人間関係に多少なりとも支障の出るものを、障害と分類するかちょっと変わった特性と分類するか。どうしても理解してもらいにくい。それは当事者にとってどれほど辛いのか。そして懐かしの斉木君はなんだか「敬語で〜」のときよりも扱いやすく?なったような。私が慣れたのか。つまりは友達になってしまえばそれは簡単に個性になるのだろう。事情がない人間はいない。その重さは他人には測れない。自分のことを分かってくれる人が一人でも多い人生ならそれで十分なのかもしれない。2023/09/30

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