講談社の創作絵本<br> ミシンのうた

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講談社の創作絵本
ミシンのうた

  • 著者名:こみねゆら【作】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 特価 ¥632(本体¥575)
  • 講談社(2022/09発売)
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  • ISBN:9784061325678

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

いつかの時代、どこかの国で、洋品店の見習いの女の子が、ふとしたことからミシンを動かし、いろんなお客に出会い、新しい運命がひらかれます。さわやかで、どこかなつかしい、ふしぎなおはなしです。

繊細な絵作りで評価の高い著者は、江國香織氏、朽木祥氏、石井睦美氏など人気小説家と組んだ絵本作品も多く、内外で高い人気を博している絵本作家のひとり。また人形作家としても活躍し、多くのファンを獲得しています。
自身が数年前にアンティークのミシンを手に入れ、日々愛着を覚えながら使っていくなかで、このおはなしができあがりました。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅葱@

51
満月にミシンを踏む見習いの娘。このミシンのうたを聴ける力が服を作っていく。見習いが勝手に服を作ってはいけないと叱られるけれど、不思議に服はぴったりな人に売れる。でもどうなるのだろう?と、どこか心もとない気になる。そして出来上がる2枚の服。二人の女の子が駆けていく時、夜明けの明るさを感じた。2014/06/01

tokotoko

49
街の洋裁店で見習いとして働く女の子。毎朝、小さな手回しミシンが飾られた窓を拭いてます。使ってみたいなぁって思いながら。一日中、働く毎日。心はどんどんミシンでいっぱいになります。そんなある満月の夜・・・。現実と夢を行ったり来たりするお話。幻想的な優しい絵が、どんどん夢を大きくしてくれます。そして、とっても素敵な最後。明日からをね、ほんのり照らしてくれるようだったよ。2014/05/18

花ママ

47
〈ニコルの塔〉の挿し絵で、初めてこみねさんを知りました。この絵本も繊細な描写と色使いに心ひかれます。内容は見習いのお針子さんと不思議な手回しミシンの話。シュールでファンタスティックな内容で、小さい子にはちよっと難しいかな。2021/05/16

よこたん

46
“まんげつのよる、ミシンが わたしをよんだ。おいで おいで つきのあかりがさす まどべへ。いっしょにぬおう。うたをうたおう。” 聞こえるのは、ミシンをカタカタカタと回す音だけ。ミシンが歌う世界に心は飛び、不思議な服が縫い上がる。これは洋裁店見習のわたしが見た夢?それとも古い小さなミシンが見た夢?まさか満月が見た夢なのか? ひんやりと仄暗い絵にすぅいと惹き込まれる。昔、私の家にも古い足踏みミシンがあった。裁縫の宿題をやるのに、おっかなびっくり、カタ、カタカタタ、カタンと回した。何も歌ってはくれなかったなあ。2022/04/16

小夜風

39
【図書館】洋裁店のウィンドーに飾られた古い小さなミシン。見習いの私はそのミシンがいつも気になります。満月の夜、ミシンに呼ばれてるような気がしてミシンを回してみると…。こみねゆらさんの絵は本当に素敵♪満月の夜にだけ作られる服、その服にぴったりな人たち。ある意味ホラーのような気もしますが、絵が可愛らしいので、何とかファンタジーとして読めるかな。2014/04/15

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