内容説明
僕は傷ついている。その傷に、僕自身でさえさわりたくない――許婚者・美也に裏切られ、一夜にして全てを失った東大生・貫一。愛に絶望し、金の悪鬼となった彼のもとへ突然、資産家との結婚を選んだ美也が舞い戻る。虚無を抱えた二人の再会は、悲劇か、喜劇か。尾崎紅葉『金色夜叉』を平成に甦らせた、橋本治最後の長篇小説。〈解説〉橋爪大三郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
47
現代版『金色夜叉』ですね。物語のベクトルがはっきりしているのでサクサク読むことができました。面白かったです。2023/08/09
go
2
これめっちゃ面白かった。半日で読んでしまった。2024/05/11
ぼび
1
6/52022/11/14
yoshi
0
金色夜叉ベースなんですね。うーん、ショック。2024/04/03
サワティ
0
読み進めるうちに、これは『金色夜叉』のオマージュ小説かと気づかされる。人物もストーリーも古臭さを感じさせず、まったく新しい物語として再生させている橋本治の才に、あらためて脱帽。2024/03/03
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