コミックエッセイ<br> ハラヘリ読書

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コミックエッセイ
ハラヘリ読書

  • 著者名:宮田ナノ【著者】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • KADOKAWA(2022/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046813077

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内容説明

森茉莉の書く“シュウクリイム”、
内田百けんの書く“おかうこ”、
村上春樹の書く“オムレツ”
森見登美彦の書く“お酒” etc……

古今東西の名作に登場する美味しそうな食べものを、
食いしん坊の作者独自の目線で語るコミックエッセイ。

遠い存在だった文豪や、物語の登場人物たちが、
いつの間にか身近に感じられる名作レビューエッセイです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

127
面白かったです!石井好子さんのカレイを煮すぎて骨だけにしちゃった失敗談、堀井和子さんの素晴らしいけど真似しようとするととてつもなくその道のりは険しい朝食の話、その他にも森茉莉さんのシュウクリイム、村上春樹さんのオムレツ…どれも楽しく読みました。楽しいだけじゃなくて文学への愛もビシビシ伝わってきます。関連する本もたくさん紹介されてるのでそちらにも興味津々。かわいくてゆるーいタッチの絵も魅力的。読んで美味しい一冊でした。2022/10/11

111
ナノさんの絵や文章に癒されながら読みました。小説に出てくる食べ物に憧れて真似したくなる気持ちや、凄く美味しそうな表現が出てくると食べたくなるのは、私もそれを体感したくて食べ物系の本をよく読むので共感しました。読んだことのある本も少し紹介されていて嬉しかったですが、ほぼ読んだことの無い本だったので読んでみたいです。2025/05/08

J D

77
 図書館でたまたま出会った本。当たりだった。自分の引きの強さが恐ろしい(笑)。本や作家、そこに描かれる食べ物への愛に溢れた一冊。後半の「日々郷愁」は、心が解放されて温かい気持ちになった。私が出会った本の中の食べ物で食欲を掻き立てられたのは真保裕一「テロリストのバラソル」のホットドック。あれは、食べてみたい。あと、曽野綾子「太郎物語(大学編)」のたいやき。ちばてつや「あしたのジョー」乾物屋ののりちゃんがジョーのために作ったトマトのサンドイッチ。この本楽しかった。内田百閒も読んでみよう。これオススメです。2024/08/07

ホッパー

65
食べ物に関する本を紹介するコミックエッセイ。ゆるい展開と絵柄が好き。読んでみたくなる本も沢山あった。2022/10/23

ぶんこ

61
小説の中に出てくる料理は、なんて魅力的なことでしょう。宮田さんの本で紹介されている本は殆ど読んでいたのですが、食べ物としては平松洋子さんのサンドイッチだけ覚えていました。角田光代さんの苦手な食べ物の克服法は目がテン。30歳過ぎて、自ら克服しようと毎日食べたとは、私にはできない。チーズは石鹸に思えた幼い頃から、今はチーズはチーズと思えるものの、いまだに苦手。食べ物とは離れますが「ナルニア国物語」は読んだことがないのですが、「巨人ごろごろ八郎太」と訳した名前に私も胸が熱くなり、読みたくなりました。2023/06/20

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