内容説明
1990年代パラサイト・シングルが急増し家族構造が激変する中、ペットの位置づけは変わった。ペットはいまや、現代人にとって人間以上にかけがえのない〈感情体験〉を与えてくれる家族となった。空前絶後のペットブームの実態とさまざまな家族の事例を通して、気鋭の社会学者がペットの新しい役割に光をあてる。
(※本書は2007/6/1に発売された書籍を電子化したものです)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
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2:浅い。タイトルで想像した範囲で完結。自分が家族だと思う範囲が家族である。「家族する」時代。内臓感。一目で好きになる=内から出た感情=自分探し。適度な手間。ペット自慢産業。2009/01/30
Hiroyuki Furuya
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世話をするとこと、自分がいないと生存できないものは、自分の必要性を感じさせてくれる2014/12/21
tomorina
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「戦後日本社会では、家族とくに夫婦は、機能的なもので結びついていた。女性は生活していくためには結婚しなければならなかったし、男性にとっても家事や身の回りの世話をしてくれる女性の存在が必要だった。(...)お互いを(...)不可欠の存在と意識することによって、愛情があると確認していた。/だが、今はその機能はお金で買える。(...)女性も働くようになり、男性に経済的に依存せずとも生きていけるようになった。
tomorina
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「それでは、今のペットブームが昔と大きく違う点は何かというと、飼い主のペットに対する態度が変化していることが特徴ではないだろうか。(...)とにかくペットの健康に気を使って、長く生きてほしいという願いが強まっているのだ。/さらに、以前は番犬や子どもの遊び相手として、とりあえず飼っておけばいいという飼い方が多かったが、今はペットとの心の交流を楽しむ人々が増えている。(...)意識的にペットと楽しむ時間をとっている。/そして、ペットの気持ちを気にする人が少なからずいるのが、大きな特徴である。
ななし
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ここまでペット業界が広がっていたことに衝撃。ペットに鍼灸とか初めて聞いた、、。これが10年以上前の情報であることにも驚き。私が知らないだけで、きっと今はこれ以上なのだろう。祖母がペットを飼っていて、私も幼い頃から「ペットは家族」だと自然に考えている。ペットの普及は日本の家族形態の変化とも深く関わっていて、家族社会学の観点からペットを見ることが出来た。解説のイグアナの話も面白かったので、そちらの本も読んでみたい。2021/09/22




