66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。

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66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。

  • 著者名:竹内久美子【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ワニブックス(2022/08発売)
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  • ISBN:9784847072239

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内容説明

京大理学部出身
著書が出版賞を受賞し、ベストセラーに。
だけど、挫折だらけだった人生。

これまで様々な研究結果から人間を読み解いてきた動物行動学研究家が、今度は「自分」という人間を読み解く。

授業をまったく聞かなかった小学生時代。
常にいじめのターゲットになっていた学生時代。
動物行動学に出会い、著述業に進んだことで開けた道。

動物行動学に触れて知った、人間のなぜを解読。


【著者プロフィール】
竹内久美子 (たけうち・くみこ)
1956年愛知県生まれ。
京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。
専攻は動物行動学。
著書に、『そんなバカな!遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋)、『女は男の指を見る』(新潮社)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック)、『ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -』(小社刊)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

55
久しぶりの竹内久美子本。初めて女史の著作に接した時は、テーマと切り口の面白さに夢中になり、続刊も次々に買い求めて楽しませてもらった。そんな懐かしさもあり手にした本書だが、学生時代のエピソードからデビュー作刊行時のことや悲喜交々の学者人生について記す人生編と、ややランダムに抽出された話題の考察編とで構成されている。全体として記述が丸くなり、自分語りが増えたような印象を受ける。思えば女史の本などが先鞭となって、理系の先生が専門科学を易しく語るスタイルの本が増えたのではないか。読み漏らした女史の著作が気になる。2022/09/01

ガットウ

20
★★★3.7点。若い頃(30年前)竹内久美子さんの本を元ネタに「何故に男は浮気するのか?」等と偉そうに語っていたのを思い出す。当時そんなエセインテリが多かったのです。(笑)久しぶりだけど相変わらず文章は平易で楽しく読了。2022/10/30

青木 蓮友

16
とても読みやすかったです。ご本人もおっしゃるように、わたしも竹内久美子さんのことを「きっと挫折知らず」と思っていたので、頷きながら興味深く読みました。に、しても。あまりにも自説でガンガン断言しまくっていて危なっかしいことこの上なし。近くにいる人はさぞや大変でしょう。ようやくこれでも?自分がわかったらしい、というか遠目で見ればまだわかってないよねみたいな。でもまあ、これが竹内久美子という人なんですよね。つらい思いは極力せずに、このまま元気に命を活かしきってほしいと、遠くからお祈りします。楽しかったです。2023/01/04

Coochie Bill Game

5
まあ結局優秀な方なんでしょう。 動物行動学って何の役に立つんだろう。私が好きなTV番組の一つNHK「ダーウィンが来た」には役立つが。2022/10/27

MASAMASA

3
ギフテッドとして学校生活へ適応するのに苦しんだ青春時代のエピソードが身につまされる話ばかりで共感おぼえました。2023/01/18

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