内容説明
心配事の92%は、
考えたところで結果に影響がない!
「考えすぎ」とは、「有害になるような方法で考え続けたり、分析し、しかもそれにあまりに多くの時間を費やすこと」。モヤモヤと停滞したその悩みや不安には、事実に即した冷静な判断を邪魔する考え方のクセ=「思考ウイルス」が隠れています。自分が何に悩み、不安になっているのかを言語化して整理し、「思考ウィルス」を取り除いて健康なメンタルを取り戻す方法を、心理学者である著者がティーンエイジャーも理解できるやさしい言葉で解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ズー
18
タイトル見た瞬間、これ私のことだ!絶対読まなくては!と思って読んだ。どんぴしゃだった。あまりにも自分そのものでびっくり。やはり考えすぎであった…。えーえー人の心が読めるとか思ってましたが、読めてるわけないですよね。はい。何でも白黒つけるタイプです…。ネガティブな心配症。合理的に物事を考え、心配は無駄だと切り捨てていこう!行動あるのみ。軽いタッチで読みやすいし、わかりやすい。しかも挿絵も可愛いし、最高のセラピー本。2023/02/19
めえめえ
11
考えすぎや心配過ぎは心の問題では無くて脳の問題だそうで、心配性は先天的に遺伝することもあるそうです。「心配は苦痛以外何ももたらさない」まさしくその通りです。中盤は難しかったのですが、最後の「覚えておきたいリスト」がわかりやすかった。2023/01/21
Sobbit
11
認知行動療法では有名なABCDワークを通じた、心配しすぎを回避するテクニックを紹介している。本書が今までのABCDワークを紹介している他の本と違って素晴らしいと思う点は3つ。①実例が載っているので、他人の「考えすぎ」を読んで自分の考えさぎを客観視できる②ABで発生する認知の歪みを正す言葉がある、例えば「あなたは読唇術が使えるのか?」とか③感情は事実ではないなど短いが要点のまとまった言葉が後ろに並んでおり見返しやすい。2022/09/01
spike
7
これは簡単そうでいいかも!と思う。思考ウイルス早見表とかとてもわかりやすくシンプル。2022/12/10
Book worm7
6
心配性は考え過ぎてしまう癖があるが治せる。睡眠障害を起こす考え過ぎは有害。特にネガは。気分悪くするムダな妄想はダメ。2022/08/20