内容説明
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北極と南極、どちらが寒い?
フィリピンの台風は冬に来る?
北アメリカで竜巻が多発する理由は?
「地理」&「地学」から世界の気候と天気のしくみを読み解く。知っておきたい基礎知識から、意外と知られていない世界の天気、異常気象の謎まで、豊富な図解とともにわかりやすく解説。学び直しや初めての学びに最適な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
72
中学生向き。三段組で情報量多め、コラムも面白い。地理(社会科)と地学(理科)を結び付けた形で、世界の気候や天気のしくみを説明する▽[1.気候を作る太陽・大気・海]ケッペンは植物の分布に注目して気候を分類した[2.気候の基礎知識]北半球と南半球で台風の渦巻きが違う。竜巻はどちらもありえる[3.地形と気象の深い関係][4.熱帯]熱帯低気圧の命名ルール[5.乾燥帯][6.温帯][7.冷帯][8.寒帯][9.日本の気候][10.異常気象と地球温暖化]北極振動(AO)▽参考サイト参考文献あり。索引あり。2022年刊2024/02/29
香菜子(かなこ・Kanako)
19
面白いほどスッキリわかる! 世界の気候と天気のしくみ。今井 明子先生の著書。世界の気候と天気のしくみを理解するのは簡単ではないけれど世界の気候と天気のしくみを知ることは人類の未来を知ること。世界の気候と天気のしくみを知って人類の未来を知ることで世界と人類が救われる。なるべく多くの人が世界の気候と天気のしくみを知って人類の未来を知ることで人類の未来が切り開かれる。気候変動問題は人類にとって避けては通れない問題だから。今井 明子先生のわかりやすい説明で気候変動問題への理解が深まる良書。2022/10/29
tomtom
14
天気についての小さな疑問がいろいろと書かれている。一つ一つが長くなく図や地図を使って説明しているので分かりやすいと思う。2023/09/25
Narr
12
ヨビノリタクミさんが紹介されていて気になったので、身近な部分だけ読んでみた。山雪と里雪、昨年末にも発生したJPCZ(日本海寒帯気団収束前線)の解説など、イメージと理屈は掴めたかもしれない。来週も「10年に一度の記録的な大雪」だそうなので、事故等には気をつけたいですね。2023/01/21
=emy=
7
専門用語は多いけれど、軽く読めます。ただ、スッキリわかる!というほどでは…。気象だけでなく地形や生態系にも言及している所は好きです。気象と一言で言っても複合的な要因があると思うので。2022/09/21