内容説明
日本人は、所詮野蛮人である! というスタンスに立って物事を考えると、脳みそから力が抜けて、ラクに知識が頭に入ってくる。当代随一の読書家であり、教養人である、佐藤優氏が、若いサラリーマン(野蛮人)がいま何を読めば必要にして十分なのかを懇切に教えてくれる。何者かに騙されないで生きるために必携のブックガイド。
●読書によって教養を身につけるためのコツがある。数学で分数が理解できていない人が、微分、積分に関する本を読んでも、絶対に内容を理解することはできない。それと同じように政治や経済、あるいは恋愛についても、本には読む順番がある。世の中には難しい内容を入門者向けにわかりやすく書いた本がある。こういう本をきちんと読んでおけば、自分の頭で現在起きている出来事を読み解くことができるようになる。私は『野蛮人の図書室』で、読書好きの人だけでなく、今まであまり本を読んだことがないという人を思い浮かべながら、野蛮人を脱し、教養人になるための道案内をしたい。
目次
第一章 人生を豊かにする書棚
1読書の仕方がわかる本 2猫のことがわかる本 3京都がわかる本 4就活がわかる本 5詐欺がわかる本 6蕎麦がわかる本 7ビールがわかる本 8草食系男子のための本 9婚活がわかる本 10不倫がわかる本 11フーゾクがわかる本
第二章 日本という国がわかる書棚
1格差を理解するための本 2政治家を理解するための本 3政権交代がわかる本 4プロレスについて考える本 5テロを理解するための本 ほか
第三章 世界情勢がわかる書棚
1恐慌を理解するための本 2アメリカ大統領を知るための本 3プーチンがわかる本 4北朝鮮がわかる本
5パールハーバーについて考える本 ほか
感想・レビュー
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KAZOO
みき
ヒデミン@もも
再び読書
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