内容説明
「数十年に一度」の異常気象が頻発するワケ
なぜ異常気象は急増しているのか? ビル・ゲイツも巨額投資する気候変動ビジネスの可能性は? 新時代を生き抜く必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Katsuto Yoshinaga
11
コレは面白かった!構成もネタのチョイスも良い。アイドリング・トーク(≒世間話)や会話の接ぎ穂としての“お天気”はよく言われる。たまたま、積雪や山火事、南極がニュースで取り上げられていたので、本書から引用させてもらったところ、話が弾むこと、弾むこと。「宇宙と地球の境界線は1000キロ。空気が密集する対流圏は10キロ程度。それは、地球をテニスボールに見立てるとセロテープを貼った程度。そんなペラペラの空間で水が大気とダンスして雲を作り…」というツカミからわかりやすく、興味深い。もっと評判になっていい。良書!2023/02/07
復活!! あくびちゃん!
8
異常気象に関するコラムをまとめたもの。かなり幅広く書いてあるため、気象の基本を学ぶには向いていないが、興味を持つための本としては良いと思う。『異常気象』とよく言われるが、たかが40~100年位の間での異常数値のことであり、個人的には地球という星においての通常の活動の様な気がする。だって、地球上のどこかが暑くなれば、バランスをとるためにどこかが寒くなるのだから。ただ、人間は100年も生きられないから『異常気象』と感じる。ゆえに気象は面白いのだ!!2022/12/03
Wataru Hoshii
4
NHK Worldのウェザーキャスターとしていつもお世話になっている森さやかさんの著書。地球温暖化が日本と世界にどのような異常気象をもたらしているのかを、わかりやすく、かつユーモアをもって説明してくれていて、この分野の入門書として非常に面白い。線状降水帯やスーパー台風のメカニズムもよくわかるし、何より重苦しくなりがちなこの話題を明るく前向きに伝えてくれるところが、やっぱりさやかさんらしい。個人的には、2019年に発生したサイクロンの名前が「キャー」、2020年が「アンパン」であることにめちゃ受けました。2022/10/23
siomin
2
昨今の異常気象を取り上げた一冊。著者の写真が表紙にドンとあるから内容は期待していなかったが,読んだら世界各地に起きている異常気象や気象の研究を紹介しているから,ためになるのは間違いない。気象は単純なメカニズムではなく,この対策をすればよいと簡単に言えるものでは無いのかな。マサチューセッツ州では異常気象で停電が続いたため十月十日後に出産が多くなったとか,気温が高くなるとメジャーリーグで報復死球が増えるとか,よくそんな研究成果があるなあ(そしてよくそんなデータを著者が調べ上げたなあ)と思います。2022/12/15
こば
1
今実際に起きている事、これから予想される事、改善に向けての研究がわかりやすく書かれている。今後のどう行動すべきか、考えた。2023/09/28
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