内容説明
難解とされる西田幾多郎の思想の本質は,「自覚」の哲学である.この見地から,初期から晩期までの独自の様々な鍵概念「純粋経験」「自覚」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」に沿って,「悪戦苦闘のドキュメント」と評された西田の思索の内的運動と展開の軌跡を明確に解読する.西田哲学への最良の道案内.
目次
はじめに
序論 自覚の哲学としての西田哲学
1 直覚的自覚 (自己を)見る
2 意識的自覚 自己が自己を見る
3 場所的自覚 自己が自己に於て自己を見る
4 絶対無の自覚 真正の自己に目覚める
5 世界の自覚 自己の内に他を見,他の内に自己を見る
第一章 純粋経験 真実在の世界
1 純粋経験は真正の自己である
2 マッハやジェームズの純粋経験説との異同
3 根源的統一力とは何か
4 純粋経験の諸段階
5 純粋経験と意識現象
6 純粋経験と道徳
7 純粋経験と宗教
第二章 自覚 見るものと見られるもの
1 自覚の概念
2 事行と自覚
3 論理的体系について
4 数理的体系について
5 経験的諸体系
6 絶対自由意志とは何か
7 種々の世界
第三章 場所 包むものと包まれるもの
1 絶対自由意志から絶対無の場所へ
2 述語的論理主義とは何か
3 絶対無の場所
4 自覚の論理と場所の論理
5 重層的内在論
第四章 絶対無の自覚 宗教的境位
1 場所から一般者へ
2 一般者の諸体系
3 絶対無の自覚とは何か
4 哲学と宗教との関係
第五章 絶対矛盾的自己同一 自己の自覚から世界の自覚へ
1 弁証法的世界
2 絶対矛盾的自己同一とは何か
3 場所的弁証法
4 三種の世界
5 行為的直観
6 作られたものから作るものへ
7 物の論理と心の論理
8 世界の自己の自覚
第六章 逆対応 自己と超越者
1 逆対応の論理とは何か
2 絶対矛盾的自己同一と逆対応
3 逆対応と平常底との関係
4 宗教的自覚の論理としての西田哲学
おわりに
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りっとう ゆき
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