内容説明
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大好評「NHKスペシャル 恐竜超世界」のシリーズ第2弾!
今回のテーマは「日本の恐竜」。恐竜発掘の本場というと、モンゴルやカナダのドアムヘラー、米国のデンバーなどが有名だが、近年、日本からも常識を覆すような化石が続々と発掘されている。早くから見つかっていたフクイサウルスや、兵庫の巨大恐竜 丹波竜や大きなニュースとして報じられた北海道のカムイサウルス(むかわ竜)はもちろん、ティラノサウルスやモササウルスといった恐竜時代を代表するスターも、この国を闊歩していた。
本書では、日本にあった知られざる恐竜王国の姿を、躍動感があり、美しい豊富なビジュアルとともに、最新の研究から明らかにする。
目次
第1章 世紀の発見! カムイサウルスの発見
第2章 他にもスター恐竜が! 北海道の恐竜たち
第3章 知られざる白亜紀前期の恐竜世界 兵庫
第4章 まだまだ! 日本各地の恐竜王国
第5章 世界が注目! 日本は海竜たちの王国だった
第6章 密着! 恐竜化石発見の舞台裏
第7章 日本人研究者が“恐竜研究の常識”を変えていく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
172
「NHKスペシャル 恐竜超世界」のシリーズ第2弾IN JAPANと言うことで読みました。日本の恐竜は、恐竜王国、福井勝山中心だと思っていたのですが、北海道を中心に全国に生息していたようです🦕🦖🦕 いずれにしても恐竜は嬲の浪漫です。日本の技術力でジェラシックパークを実現していただきたい。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/07/07/00272/2022/08/18
yamatoshiuruhashi
51
NHKテレビ「恐竜超世界」の日本発掘恐竜解説。番組の補完ともなり興味深い。発掘の状況、なぜこの化石ができたか、どういう分類か、等々。恐竜老人の興味を惹く。小林快次氏も当然ながら監修に入っている。2023/02/19
スプリント
16
爬虫類の親玉のイメージが強かった恐竜ですが いまは鳥類に近い姿なのですね。 日本にも多様な恐竜が生息していたことがわかりました。 2022/09/22
みや
15
「日本」の恐竜研究に特化して、発見秘話や調査方法、判明した生活や身体的特徴を一種ずつ詳しく紹介している。発見からしばらく放置された化石が驚くほど多く、まだ沢山の恐竜が眠っていそう。化石発見者の愛好家が嬉しそうに発見箇所を指さす写真にほっこりした。病を抱えた16歳が「何か一つをやり遂げたい」という熱意でモササウルスの下顎の関節の謎を明らかにした翌年に亡くなった話が印象深い。親恐竜は未発見なのに卵だけで命名されたヒメウーリサスに驚き。CGの再現絵が迫力満点で美しい。背景は実写画像で、その制作裏話も面白かった。2023/09/07
遠い日
8
これもテレビで観ましたが、日本の恐竜のことがだんだん解明されてきたのは喜ばしいこと。巨大恐竜もいたんだ!となんだか嬉しい。海竜に、極小恐竜、興味は尽きない。小林先生、がんばって!2022/10/23