内容説明
ぼくは小学三年生。ぼくのおじいちゃんは最高。おじいちゃんはかっこよくて、
おもしろい話をたくさんしてくれる!こわーいねこのおばあさんから逃げだす話や一寸法師になってかわいいお姫さまと出会った話、安全ピンのセールスマンのときに海賊に捕まった話、おばあさんをおんぶしたら女神さまだった話、助けたカラスが恩返しをしてくれた話、そして、おじいちゃんのひいおじいちゃんとひいおばあちゃんの出会いの秘密!!!どれを聞いても、うなる話ばかりだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
57
児童書。[そこから逃げだす魔法の言葉]妖怪ネコタツバアサン。コタツから抜け出す最強の言葉があるよね。[おじいちゃんの打ち出の小槌]清水寺の裏で拾った。[安全ピンつきの大冒険]安全ピンは万能。[めちゃめちゃようみえる目]月面着陸を肉眼で見たとか。[しゃべるカラス]わたしはすべてみているぞ、くいあらためよ。世界平和だな。[雨女]雪女の教訓はいかされたらしい。▽みてきたかのように[ホラ話]を披露するおじいちゃんに感心しきりの孫。短編6話どれも笑える。オチの言葉まで秀逸。2018/09/07
しゅわ
42
【図書館】チビの学校お勧め図書より。おじいちゃんはすごい!? こたつにすむ妖怪・ネコタツバアサンから逃げ出し、一寸法師になってお姫様に会い、安全ピンで海賊を倒し、目神山の女神さまに目をメチャクチャ見えるようにしてもらって、カラスとおしゃべりして…ひぃじいちゃんは雨女に会ってて なんとその雨女と結婚してた!? ほら吹きのおじいちゃんの昔話を、孫が関西弁でツッコミながら聞いている…そんな楽しい一冊です♪ レビューを書こうと思って調べたら、『願いのかなうまがり角』という本の続編とのこと。こちらも探してみます2014/11/03
藤月はな(灯れ松明の火)
37
関西弁でお送りする脱力系ほら話。「こたつねこばあさん」の話のオチは「なるほど!」って思います。お気に入りは「話すからす」。「雨女」の話ではいきなりの大声にこちらも驚きました(笑)2014/07/27
みつばちい
29
末っ子と毎日1話ずつ寝る時に読んだ。女神(目神)さまのお話が面白かった^ ^ 関西弁話せませんが、声に出して読むとテンポよくて楽しい。読んでる私も楽しかった。カラスの恩返しの話や、雪女ならぬ雨女の話もよかった。2021/11/10
あおい
27
こたつに住む妖怪、打出の小槌に雨女…おじいちゃんの話は止まらない。息子はそこから逃げ出す魔法のことばに気づいていました。2016/04/09