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内容説明
会社を辞めようかと考える前に一読。
「だって、上司の役目って机の上にコーヒーをこぼすことじゃろ?」
部下が協力してくれないという悩みを主人公が相談すると、“営繕係さん”はこうアドバイスする。
会社の雑用係である“営繕係さん”が、長年の経験を元にサラリーマンたちの抱える悩みを次々と解決していく小説仕立ての長編ストーリー。
上場企業で10年間のサラリーマン経験がある作者ならではの、少し笑えて、少し泣けて、そして多くのウロコが目から落ちる一冊。
新潟へ単身出向した主人公は、バリバリの営業課長。自信満々で営業のテコ入れに取り組むが、彼がそこで学んだのは東京では通用しない、サラリーマンのウルトラCのルールだった……。
あなたはきっと読後に、「こんな解決法、きいたことがない!」とスッキリした顔で言うはず。
会社を辞めるか辞めないかを悩む前に、少し一呼吸おいて読んで欲しい本である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
27
【考え方】「神さまとのおしゃべり」「悪魔とのおしゃべり」の2冊がとてもヒットしたため、手に取った一冊。先の2冊とどちらが共感できるかは人によると思うが、結論は同じだと感じた。つまりは「良い」結果にしようとこだわらず、結果を「良いことだ」と観れる人間でありなさい、ということ。田坂広志「すべては導かれている」入江冨美子「四分の一の奇跡」山元加津子の考え方につうじるものがある。現実を決めているのは全て自分の考えだとすれば、良い考えを選択的に心に思い浮かべるようにしたい。良い「思い込み」を大切にして。2019/09/23
gotomegu
3
自殺者をなくしたい。そんな思いから書かれた本。会社を辞めたい‥その理由って、実は考えようによってはうまく対処できること。自分が世界をどう見るか?なんだよね。まずは自分から与えること。社長目線で考えると、社内に有能なひとがいたほうがいい。嫉妬するのではなく。自分が以前勤めていた会社も、こんないい会社だったなーとふと思い出した。2018/10/04
オーリー
2
図書館本。神さまとのおしゃべりをより分かりやすくストーリー仕立てにして著された作品です。 効率と結果を重視するあまり、今の会社が忘れかけている社員は家族という考え方に触れることができた。 もし、同僚の生まれたばかりの子供と会っていたらよく休む同僚に嫌味を言うのを我慢できたのかな。 同僚、上司、部下、などの仕事関係者も仕事を終えれば、自分と同じ家族を支えてる人だという認識を持つだけでもっと深く繋がれるんだ℉気付けたのが大きい。2018/03/03
spike
2
有名な自己啓発ブロガーの著書と知らずに手に取った。前半は目からウロコのフレーズがこれでもかと繰り出されてくる。最後の方のエピソードは大団円に向けてストーリーテリングに入るので話の面白さに若干走っているきらいはあるが。総じて組織人としての自分の至らなさに気付かされること多し。2018/01/14
タロウ
1
どこかの自己啓発本に書いていそうな内容が中心と感じた。フィクションと分かりつつもやりとりがイチイチ寒い。もうこの人の本はいいかな。2021/09/28