内容説明
非同盟中立を堅持すべく、国防の要である戦闘機を独自に開発、運用してきた北欧の小国スウェーデン。そのスウェーデンが冷戦期のただ中に生み出した独創的な設計の戦闘機がサーブ35ドラケンと37ビゲンだ。本書は、ダブルデルタ形状の主翼やカナード、スラストリバーサーなどの特異なギミックと米ソの戦闘機に伍する高性能をあわせ持ち、今なお根強い人気を誇るドラケン、ビゲンを様々な視点から分析、解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
6
スウェーデン本国以外では3国しか採用していないのに、「エリア88」のおかげで日本では異様な知名度を誇るドラケン。ダブルデルタ翼、カッコいいもん。現時点ではこれを読めばドラケン&ビゲンについてはすべてわかると言っても過言ではない。35MODは全く知らなかったけど実機で見たかった。2017/08/29
F4ふぁんとむ
4
はじめてドラケンの先見性に触れたのはエリア88だった。その通りのことが書いてあって、改めて感動。そして、大好きなビゲン。ニッチだけど相当優れた戦闘機だということが改めてわかって、感動。2018/03/17
露傍の石
1
ドラケンとビゲンの魅力にどっぷり漬かれる良書。写真も実に美しい。2018/03/03
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