内容説明
自らも大井川の環境保全をNPOで取り組んできた地元記者が徹底取材。
地道な調査の結果、リニア反対の根拠はすべて崩れ去った。
問題をこじらせた、知事の政治手法の致命的な問題点を告発!
リニア静岡問題の全体像がこの一冊ではじめてよくわかる。
「私も川勝知事の『命の水』を信じて、応援していた。ところが、リニア静岡問題を巡るお騒がせ、突飛な行動が続き、調べていくと、川勝知事の『命の水を守る』が真っ赤な であることを突き止めた」(あとがきより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
templecity
11
命の一滴を守ると強硬にリニアに反対しているが、元々大井川流域は水量が豊富であり、山梨県側にもダム建設の段階で水を提供しているところもある。専門家が影響なしと出しても方針を変えることもなく、全体最適を全く考えていない。著者が書くように知事失格であろう。何度も官僚が説得工作を試みるも別なことで議論をすり替える。静岡空港へのこだわりなどどうしようもない。 2023/01/09
yama1000
9
知事、それを取り巻く連中のあまりの醜さに、あきれ返ってしまった。なんとかならないものかねー。2022/09/22
お咲さん
6
リニア問題で静岡県がわがまま言っていると全国的には思われがちであるが、実はそうではないという点をちゃんと書いてくれている本だと思う。タイトルがセンセーショナルで目を引くし、川勝知事バッシングも痛烈だが、それこそ著者のこの問題に対する情熱を感じずにはいられない。水問題もわかりやすい。リニア問題は流量戻しというよりは環境に与える影響こそが問題であると思う。自然に手を入れれば生態系に変化は必ず訪れる。絶滅危惧種だけでなく、そこにいる命に向き合わねばならないのではないだろうか。2022/08/22
こたちゅう
5
興味深く読んだ。前半は自自批判が続き、それはそれでよくまとまって、新聞記者らしい分かりやすい文章でいいのだが、一番最後になって知事擁護、国土交通省批判のようになっていて、焦点がぼけたような感じになった。私怨もあるのだろうが、新聞各社が書けないようなことを本にまとめたことは価値があると思う。各マスコミは、お騒がせ知事、位の底の浅い批判にとどまっているので、ここまでじっくり書かれたものは価値があると思う。筆者にはこの問題を今後も追い続けてほしい。2023/07/26
nori
4
It looks like 'agitation' for anti 川勝, because author wrote unilaterally how the mayor is a lair. It means he fooled voters of 静岡県 who support. If he analyse reasons of behaviors of mayor deeply, it would become 'documentary'. He may not not journalist.2023/02/21
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