一億総下流社会

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一億総下流社会

  • 著者名:須田慎一郎
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • エムディエヌコーポレーション(2022/08発売)
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  • ISBN:9784295204091

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内容説明

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【本当の自由を手に入れていない日本。戦後日本の復興は幻だったのか?】

はたして「日本の貧困化」はどこまで進んでいるのか──。
その実態を掘り下げていき、背景を探っていくと、底流にはひとつのファクト(事実)が見えてくる。

日本の貧困化をもたらしている主たる要因は、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻だけではない。
ましてやGDP(国内総生産)で日本を抜いた中国でもない。

米国に従属してきた日本のスタンスこそが、「貧しい国ニッポン」を加速させているのだ。

取材するユーチューバーの異名も持つ経済ジャーナリスト・須田慎一郎が、政財界から大手行員、銀座のホステス、山谷の住民までを全方位的に取材。
いまある日本の現実と未来に警笛を鳴らす。

〈本書の主な内容〉
まだ本当の「自由」を手に入れていない日本

「コロナ」に「ウクライナ危機」、そして「インフレ」、「円安」などさまざまな出来事が日本を取り巻いている。
そのなかで、時には目に見える形で立ちはだかり、時には目に見えない力を働かせてくる存在に気づく──。「米国」だ。
だとするなら、少なくとも「米国」の動きを見ておけば、これから世界がどう動くのか、自分たちの生活がどう変わろうとしているのか。それも見えてくるはずだ。
それを見なければ、「一億総下流社会」は現実のものとなるかもしれない。

■二極化のひずみ~極限まで進んだ日本の貧困格差
■目の前にある日本の金融問題
■金融とエネルギー問題は表裏一体
■世界金融戦争勃発~知られざる金融制裁
■日本の進むべき道

〈著者プロフィール〉
須田慎一郎(すだ・しんいちろう)
経済ジャーナリスト。1961年、東京生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。『夕刊フジ』『週刊ポスト』『週刊新潮』などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』、読売テレビ『そこまで言って委員会NP』、DHCテレビ『真相深入り!虎ノ門ニュース』、文化放送『須田慎一郎のこんなことだった!! 誰にもわかる経済学』、YouTubeチャンネル『別冊!ニューソク通信』他、「取材するユーチューバー」としても多方面で活躍中。政界、官界、財界での豊富な人脈を基に、数々のスクープを連発している。また、平成19年から24年まで、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務めた。主な著書に『下流喰い』(ちくま新書)『投信バブルは崩壊する』(ベスト新書)、『コロナ後の日本経済』(MdN新書)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんさん

4
最近の経済ニュースの良い復習になった。貧困化をただ嘆くのではなく、経済・金融を学び、世界の動き(特に米国の動き)をよく見て賢く進もう、とのメッセージと読んだ。2022/08/16

geki

3
ソリューションなき、衰退ゆく国家日本。須田さんのトークのキレはいつも通り。米国が世界に落とす影。まあ、米国の皮を被った何かかもしれませんが。消費税減税が日本救済策の一手とのことだが、やはり付加価値を産むことだと思う。一朝一夕にはならないとしても。2022/11/08

taverna77

3
米国に焦点をあてて、日本のダメっぷりを指摘しているところが、面白かった。確かに日本のダメさって際立ってて(もちろんそれ以上に僕自身がダメなんだけれども)、暗くなる一方。問題点を指摘して、(多少)解決策を示した所で、この暗さは解消されないだろうなというのが分かってしまうところが更に暗澹とさせられる。ほんと、どうしたらいいんでしょうねぇ、と読後感にため息が止まらない一冊。2022/09/30

Kolon

2
須田のオジキは大好きなのだが、さすがにマクロ経済関係の内容にはやや?が付くかな・・。オジキには得意分野(裏社会系)で力を発揮して頂けれが幸いです。2023/02/21

sa10b52

0
少しタイトルと内容がピンボケしているような印象。対米従属に多くの部分を帰結させているのが少し暴論に思われた。従属をやめて対等にしよう!というのは同意するし、独自路線でやっていくというのに反対もしないけど…。2024/02/14

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