内容説明
やみくもにページをめくっても、理解は深まらないから、まずは正攻法の読み方を身につけよう! キーセンテンスの見つけ方から実践的な読書会まで、 これまでとは違った読書の仕方を教えます。
目次
はじめに/I 原理編/第一章 キーセンテンスを見つける/1 この本で伝えたいこと/2 キーセンテンスで主張をつかむ/3 一文ずつに役割がある/4 哲学者の文章で学ぶ/5 理解は賛成と異なる/6 初見ではピンとこない文章/7 文章の真意を明らかにする/第二章 文章全体の主張を捉える/1 部分と全体を制する/2 読解は全体から部分へ/3 長い文章は分けて読む/4 十全なキーセンテンス/5 「〈私〉の神秘」を読み解こう/第三章 グルグル回りで読み解く/1 読解の矛盾/2 グルグル回りに入り込む──解釈学的循環について/3 整理された条件を読み取る/4 理解を更新しながら読む/5 「前から順番に読む」は落とし穴/6 解釈学は読書以外にも役立つ/コラム 解釈学との出会い/II 方法編/第四章 前提と結論に腑分けする/1 前半のふりかえりと後半に向けて/2 前提と結論を見極める/3 生産的な反論をしよう/4 前提と結論の がり方/5 批判しながら理解する/6 言葉の使い方にも前提がある/第五章 話の流れを押さえる/1 論理的な流れを明らかにする/2 『暇と退屈の倫理学』を読み解く/3 すべてわからなくても大丈夫/4 全体の中でどの段階か意識する/5 必要な箇所だけ理解すればよい/6 対比することで主張は明確になる/第六章 その文章のどこが重要なのか?/1 内容をつかむとはどういうことか/2 〈重要性を指摘する〉ことが重要だ/3 極端な主張する理由を理解する/4 主張を自分事にする/5 「この主張のどこが重要か」を応用する/6 言葉の使われ方を丁寧に読む/7 人生にとってどう重要か考える/第七章 具体例を挙げ、深く理解する/1 本書の重要性について/2 抽象的な主張は具体例で考える/3 本当の理解には具体例が必要/4 「恋する人は屍である」とは?/5 ばっちりな具体例を見つける/6 具体例の良し悪しの基準/コラム 解釈の道具立てを使う/III 実践編/第八章 ほかの人の「読み」を聞く/1 読書会の有用性/2 読書会開催の心構え/3 メンバー集めについて/4 読むなら「古典」がおすすめ/5 読書会参加前の準備/6 「空中戦」にならないために/コラム 古典の重要性にかんする「踏み込んだ」説明/第九章 読書会をやってみよう/1 名著『物と心』を読む/2 とある読書会の架空レポ/3 読書会にはリーダー役が必要/4 とある読書会の架空レポ──つづき/5 読書会に「論破」は不要/おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
ころこ
三井剛一
すくすく
まゆまゆ
-
- 電子書籍
- 青を欺く【電子特典付き】 MF文庫J
-
- 電子書籍
- ぬらりひょんの棲む家(ノベル)【分冊版…
-
- 電子書籍
- 奇談屋の本 其の弐
-
- 電子書籍
- クロノス日本版 - no.056
-
- 電子書籍
- この部室は帰宅しない部が占拠しました。…