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内容説明
政府が掲げる「Society 5.0」では、人とAIが共存する社会が謳われています。
そんな数理資本主義ともいわれる時代に、人とAIの共通言語となるのが「数学」。
本書は、個別指導塾で数学の面白さを伝えてきた著者が、
AI時代に必要な数学の真髄を具体的かつ易しく解説したもの。
取り上げるのは、AIの仕組みを理解するうえで欠かせない
「統計」「微積分」「線形代数」「トポロジー」の4分野。
難解な数式を解く必要はなく、数学者のエピソードや身近な例で解説された
AI数学の概念を知るだけで、新しい時代を生きる知識が得られます。
これまで数学を敬遠してきた文系ビジネスパーソン必読の書です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shimashimaon
6
タイトルに惹かれて手に取りましたが、難解でした。構成が面白く、統計、微分積分、線形代数、トポロジーの4分野をやさしく解説するというものです。微分までは良かったのですが、導関数の求め方についてどのような関数でも当てはまるような証明がなかったのが残念で、思わず『数学ガールの秘密ノート』を開いてしまいました。三角関数も同様に『〜秘密ノート』を参照しました。結局、『〜秘密ノート』シリーズをしっかり読もうと思ったのでした。2023/07/22
ryo
6
面白いので、読み終わってないのに登録❤️ 何回も読む!必ずや、数学かできるようなって、モテる男になってみせる😇。2022/12/11
フィリッポ・インザーギ
4
自分の視野を広げるために初めて買った数学の入門書。ほとんど理解不能だったが笑笑、頑張って最後まで読んだ。しいていうなら、普段J-POPしか聴かない人がジャズとかヒップホップを聴いてみた感じかなぁ笑笑。2023/01/02
クラーケン
4
読みやすくて面白かった。文系だけではなく、数学が苦手だった理系大学生が入学時の準備体操に良いのではないかと思う。受験を公式の詰め込みで過ごした生徒は、飲み会とバイトに気を取られて教養数学の小石で足を挫くだろうから。外積とトポロジーをあまり知らなかったので勉強になったし、ポアソン分布によく見るとeが入ってるのに気がついて、何故なのか知りたくなった。2022/09/01
ヒース
3
文系に進んだため知ることもなく生きてきた代数、幾何、微分、積分、統計、そしてトポロジー。簡単に説明してくれていてわかりやすいが、数式が続くと読んだだけではまだまだ知識が足りない分理解するのに時間がかかる。とはいえ、AI前提の現代において何も知らないままというわけにもいかないので、統計とはなんなのか、微分積分とはなんなのか、線形代数とはなんなのか。そして、それらが何に使われているのかだけでも、しっかりと摑んでおきたい。2022/08/19