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内容説明
「有価証券報告書。通称「有報(ゆうほう)。
決算の情報だけでなく、会社の沿革から事業内容、持っている設備や役員・株主の顔ぶれなど、投資家の判断に役立つよう、さまざまな情報が有報には載っています。
その代わり、長いものでは100ページ以上にもなるため、隅から隅まで読むのは大変です。
しかも、一番知りたい利益の情報は有報が開示される前にみんなが知ってしまうため(詳細は本書第1章)、じっくりと読んだことがある人は案外少ないのかもしれません。
ですが、この有報をじっくり読んでみると、身近な会社の意外な姿やモノの値段など、面白いデータや情報がざくざくと出てきます。
そんな情報を紐解いていこうというのが本書です。
「株式投資で儲けたいとか「決算書が読めるようになりたいという目的で本書を読んでも、ほとんど役に立たないと思いますが、有報を通じて「こんなことまで分かっちゃうの?というちょっと変わった読み解き方をご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケルトリ
5
あんまり知られてない(?)本みたいだけど、有価証券報告書の勉強にはまずこれを読めぐらい面白かった。世の中にある会社の名前すらろくすっぽ知らないし、その会社がキッチリと報告書を出していることすら知らない人間だったけど、数字の読み解き方でここまで内情が分かってしまうとは……世の中って面白すぎる2023/02/18
Ken.1989
1
夢の国から宇宙まで。消費の傾向や企業が使っているお金の情報を有価証券報告書から見てみようという本。数字には、ストーリーが散りばめられているんだと思った。2020/08/01
Kuny
0
有価証券報告書への興味がわいた。 これから色々な会社の有価証券報告書を調べよう。2020/10/02
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