内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
自分や他者の行動を,その背後にある精神状態(思考や感情など)と関連させて理解する能力であるメンタライジング(メンタライゼーション)が着目されている。治療が困難な境界性パーソナリティ障害に関する治療効果も期待されている。また,虐待を受けた人の心理的問題をメンタライジングの観点からとらえ治療に活かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
8
やっと全部読めました。とにかく、訳が丁寧で分かりやすいが、なにぶん大著なので、読み解くには力が必要2023/03/04
詠(よみ)
5
訳語の確認もかねて これでだいぶ最新書読みが楽になった
天婦羅★三杯酢
2
メンタライジングについての本はこれが2冊目である。重ね読みをすると、ちょっとはわかった気にはなる。けど、この「わかった気」こそが非メンタライズ。 この本も基本は臨床家と支援者のための本ではある。けど、「治療同盟」を組むという観点から、患者に対して秘密を持たないというやり方を説いている。時には治療家も患者からメンタライズを受ける可能性があり、そのためには顕教/密教的な階層化はそういう相互性を破壊するという信念がありそうである。2022/06/03
mochi
2
201810現在メンタライジング、メンタライゼーションについてはこの本が一番だと思います。2018/07/23
餃子
1
メンタライジング入門を読んでからだとスイスイ読める。メンタライジングおもしろい!2017/04/18