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内容説明
神秘的な秘宝伝説、恋の巡礼者となった王子の伝説、三人の美しい王女たちの悲恋物語、異教徒との友情、そして武勇伝……。アメリカ公使館員として訪れたアルハンブラ宮殿の美しさに魅了された作家アーヴィングが、かつての住人、ムーアの王族の栄光と悲嘆の歴史に彩られた宮殿に纏わる伝承とスケッチ風の紀行をもとに紡いだ壮大な歴史ロマン。異国情緒あふれる物語は、発表以来、ヨーロッパに一大ブームを巻き起こした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
65
寝る前に読むのに最高に素敵な本です、ただ分厚いので何度も落としながら読みました。もちろん書斎で飲み物とともに読むのにもふさわしい。作者のエッセイのような文章、それに続いて伝説、説話が語られます。アルハンブラ宮殿の一室に滞在し、周辺を逍遥し地元の人々、イエズス会図書館の資料などに触れる、なんと贅沢な休暇でしょう。騎士、姫のロマンス、ムーア人の隠された宝物をめぐる冒険、イスラム教徒とキリスト教徒の攻防、過ぎし日々が広い宮殿をめぐりながら格調高く語られます。乾燥した砂漠と花溢れる庭園、広がる景色に魅了されます。2022/08/24
Shun
34
アルハンブラと言えばタレガの楽曲で有名な音色を思いながら、スペインはグラナダの歴史の中心となってきた絢爛豪華な王宮を無想する。写真で見るアルハンブラの外観はあまり絢爛さを感じさせませんが、その内側に入れば有名なライオンの中庭や、美しい意匠ときめ細やかな装飾模様で彩られた内壁など異国情緒漂う夢の宮殿といった形容が相応しい。そして二大宗教がせめぎ合っていた土地柄、このアルハンブラ宮殿は西洋と東洋の美術の融合、そして数多の逸話を蓄積してきた。まるで千一夜物語の如きアルハンブラの物語にどこまでも耽ることができる。2022/11/27
sheemer
17
ニューヨーク生まれの作家が外交団の一員として1826年から3年余滞在したアルハンブラ宮殿(宮殿内で起居を許された)での歴史・伝承・生活を綴った記録。小泉八雲の「日本の面影」と「怪談」を足し合わせたような本。千夜一夜的な史実・伝説・魔術的なものが組み合わさった書でもある。表現を感じるためにゆっくりと読むのがただしい本だ。ムーア人とスペイン人の戦乱と交渉を介した高潔・文化・芸術のもっとも美しい部分の物語とも言える。ゆっくりと何かを読みたい時、エキゾチックなものをイメージしたい時にお薦めできる本。2025/12/14
SOLVEIG
5
興味あって入手したものの分厚さに少々不安を覚えつつ……。第一章「旅路」から紀行文学のように始まる。序盤はまさに旅の様子を描いていて少々焦ったくなったりもしたけれど、その割には面白く読めた。章が進むと徐に(←本文中よく出てきた!?)ーーあたかも映画での回想や空想のシーンのように、伝説の物語が挿入され始める。元々それ目当てで手を出した本書、そこそこの長さの物語もあってけっこう読み応えもあった。以前放送された「城 王たちの物語 アルハンブラ 女王イサベル 終の楽園」を思い出し、もう一度じっくりみたいなと。2023/11/02
Oka
2
とある小説でこの本が元になっている、ということで、しばらく積読していたが、読んでみた。序盤はただの歴史小説のような記載であり、正直読み始めたことを後悔したが、中盤以降でアルハンブラ宮殿を舞台とした伝説がいくつも語られており、とても興味深かった。著者の純粋な感想もいくつも載せられているのだろう。2023/09/27
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