内容説明
百花国の遊牧民・浮花族の娘、紫蘭は、草原の穴から落下。辿り着いた先は百年前の後宮だった。そこで彼女は伝説の仙女・第八花仙に祀り上げられ、王子、月季と出会う。月季は迫害されていた浮花族を守り、浮花族に居場所を与えた、後の賢王だった。が、今の彼は後ろ盾もなく冷遇され、王太子になる気配は微塵もない。やがて自分がこの国へやってきたことで歴史が変わってしまったと気付いた紫蘭は、彼を王にすべく奮闘するが……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
4
後宮であり、ある種のタイムリープであり。どことなく、80年代異世界ファンタジーとも思えてくる。歴史を知る少女が歴史を変えて動かす。それは必然かあるいは喜劇か。今後も必見です。好きですねえ。2022/12/14
あずとも
4
遊牧民・浮花族の娘、紫蘭が穴から落ちてたどり着いた先は100年前の百花国の後宮。そして伝説の仙女・第八花仙に祀り上げられるが自分がやってきたことで歴史が変わってしまった事に気付き、賢いが謙虚すぎる少年を王にする為に奮闘する中華風後宮ファンタジー。2022/08/11
さなだ
1
図書館2022/09/04