小学館文庫<br> 聖週間

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小学館文庫
聖週間

  • 著者名:アンドレアス・フェーア【著】/酒寄進一【訳】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 小学館(2022/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784094070897

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内容説明

聖夜の朝、娘は家族に撃ち殺された――。

クリスマスの朝、人気女優カタリーナ・ミルルートの娘レーニが散弾銃で殺害された。

4か月後、復活祭をひかえた聖週間の木曜日、クロイトナー巡査の友人・ラウベルトが運転する配送車の荷室から、女性の死体が発見された。
女性は十数年前、交通事故で大火傷を負い、美しい顔の半分を失った元女優のハナだった。

ハナは古い3階建てのアパートに住んでいた。アパートの壁には百枚近くの写真が貼られていたが、その中にカタリーナ・ミルルートのスナップ写真があった。写真の裏にはレーニが殺された日の日付が書かれていた。

ラウベルトはハナとの関係を否定したが、運送会社の防犯カメラには、前日の晩、二人が会っている姿が映っていた。

やがて捜査の途上に、ハナが2週間前からメールをやり取りして、その後ミースバッハを訪れ、行方不明となったルーマニア人女性が浮かび上がる。
ヴァルナー警部とクロイトナーが辿り着く悲しい事件の真相とは?

ドイツ推理作家協会賞新人賞を受賞して華々しくスタートを切った大ヒット《ヴァルナー&クロイトナー》シリーズ。
今作、第三弾に至ってクロイトナー巡査のキャラクターが炸裂。南ドイツの傑作警察小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

29
クロイトナーが面白すぎますよ、大好きなキャラです。重いお話を、ホッとさせてくれます。2022/11/14

petitlyz

26
【図書館で借りた】俳優一家が集まったクリスマスに起きた悲劇のプロローグの後、4月のイースター、またしてもクロイトナーのやらかしから始まる。ヴァルナーとクロイトナーのこのシリーズは3作目になるけど、クロイトナーがやらかさなかったことがない。お約束のイベントのようになってる。ストーリーとしては、華やかな俳優一家の裏の顔のような仕立てになってるけど、一番面白かったのはヴァルナーのおじいちゃんが、ゴキゲンで鼻歌歌いながらシャンパン飲もうとしてたところ。おじいちゃんのほうがヴァルナーより若者みたい。2022/11/24

星落秋風五丈原

25
ラストで妊娠を告げられるヴァルナ―。この時の子供が次作では生まれていて子守問題でちょっと悩んでいる。ぬいぐるみ争奪戦でした。クロイトナーいち巡査にしては度胸が据わりすぎ。2023/04/01

しましまこ

19
聖週間に集う聖家族、嫌~な事件なんだがクロイトナーのヤラカシが酷すぎて笑っちゃう。もっとやっちゃえ!2022/10/06

Naoko Takemoto

12
前ニ作を読まず最新作を読了。ジグザグしたストーリーで始めはわかりにくかったが、プロットとしては単純。クリスマスの朝、女優の娘が撃ち殺された。その死の裏に漂う闇を解いていく。いろいろ読んできたが上級巡査クロイトナー、警官としてギリギリ。いつクビになってもおかしくない問題児。やっていい事と悪いことが分かってない。これがこのシリーズの魅力かもしれないが、私は好ましくない。2022/10/23

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