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内容説明
地上ことごとくを、喰らいつくす! 料理の達人が、大きな味の宇宙に描き出す百味百態。四季三六五日、美味を求めて旅し、実践クッキングに生きた著者が、東西の味比べ、その作り方、奥義を公開する痛快な一冊! 267ページ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
川越読書旅団
21
流石料理家?の壇先生。様々なレシピが春夏秋冬に区分され先生の小気味のいい文体で描写されるエッセイ的作品2023/08/05
佐島楓
16
食に対する貪欲さに驚かされ、あっけらかんとした文章に引き込まれ、薀蓄の豊富さに舌を巻く。ご自分でお料理なさっていただけあって、描写が美味しそうです。太宰治とのエピソードもありますよ。ごちそうさまでした。2011/09/04
Lucy_0828
2
「いつの日にも、自分に吹き募ってくる天然の旅情にだけは、忠実でありたい」という言葉があって、つくづく「旅」なんだな、と思った。百味ってもちろん世界漫遊の中の各国の味なのだから。2014/05/30
hexia
1
酒と友をこよなく愛した著者の人柄がよく出たエッセイ集。自分で食事を作らねばならなかった戦前・少年時代、碌なものも食えず大陸をさまよった戦中・兵隊時代、復興成り居ながらにして世界中の美味いものが食えるようになった戦後・壮年時代と、日本の歴史を体感した著者の一代記でもある。美味いものの記憶だけではなく、昭和・高度成長期の雰囲気を味わうこともできる美味しい本。2013/09/19
Roti
1
酒と料理をこよなく愛し、生涯漂蕩を続けた壇一雄。身土不二という言葉があるが、酒も料理もその環境と自然、文化が産み出したものであり、その土地で最も美味しく食べれるように発達してきた。美味しいものを旬にその土地で食らう。至上の快楽と言える。作者はいう。『人間が動物の間から立ち上がって、際立った体格と智能の優位を形づくってきた素朴で重大な原因は、雑食の限りを尽くし、料理の粋をこらしたということにあるだろう。』 そして厨房に立つ身である。2013/07/13
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