講談社文庫<br> 巨大幽霊マンモス事件

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講談社文庫
巨大幽霊マンモス事件

  • 著者名:二階堂黎人【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 講談社(2022/08発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
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  • ISBN:9784065291917

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内容説明

ロシア革命から数年経ったシベリア奥地。逃亡貴族たちが身を隠す<死の谷>と呼ばれた辺境へ秘密裏に物資を運ぶ<商隊>と呼ばれる一団がいた。その命知らずな彼らさえも、恐怖に陥る事件が発生! 未知なる殺人鬼の執拗な追跡、連続する密室殺人、<死の谷>に甦った巨大マンモス……。常識を超えた不可解な未解決事件を名探偵・二階堂蘭子が鮮やかに解き明かす!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

21
久しぶりの二階堂蘭子シリーズ。ロシア革命後のシベリアで巨大なマンモスの幽霊に襲われたという回想話を元に、蘭子が真相を見破るという展開。壮大な回想シーン。設定と不思議な事件。語られる真相と満喫しました。島田荘司作品を思わせる展開とは言い得て妙。何作かシリーズ飛ばしてるので読んだかないと。2022/12/13

勇波

19
「ロシア館の謎」もう一回先に読んでおけばよかったと後悔。でも二階堂ワールドは堪能できる一冊。島田荘司の「ロシア幽霊軍艦事件」に触発されたとの事。でも「マンモス幽霊」ってどうなのよ?★2022/12/04

ソラ

16
・久しぶりの蘭子シリーズ。すでにどんな流れのシリーズだったか覚えてない…。 ・久しぶりに読んでみて古き良き本格ミステリィだなぁと。ライトなのも面白いがたまにはこういう雰囲気のも読みたくなる。2022/08/31

マッちゃま

16
久しぶりの蘭子モノ長編。ロシア革命後のシベリア、財宝が隠されていると言われる死の谷へ物資を運ぶ商隊。彼らを襲う追跡者、死の谷を守る巨大幽霊マンモス伝説、この不思議で現実的に有り得ない様な謎を名探偵 二階堂蘭子は解き明かせるのか?いや〜実に面白かった。そうなのよ、色々あったけど世界観も含めて、こういうのが好き。本書を読む前に同シリーズ短編集「ユリ迷宮」に収録されている「ロシア館の謎」ついでに島田荘司氏の「ロシア幽霊軍艦事件」なんかも読んでおくと、より楽しめるかと思います。ああ〜早く次の蘭子モノが読みたいな♪2022/08/23

naolog

14
いつぶりかの二階堂黎人。本格推理小説なのに(なのに、は失礼ですが)、作中の『記録』が抜群に面白い。あとがきを読んで、途中まで書き上がっていたのに〈死の谷〉の奥の秘密が、現実とリンクしてしまうために御蔵入りしていたとは、商業出版はそんな壁もあるんですね。トリックは、後から聞いたら文句も出そうな…ロシア幽霊軍艦の名をだすだけあって島田荘司風。本格ミステリの宿命みたいな。2022/10/08

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