メルロ=ポンティの美学 - 芸術と同時性

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メルロ=ポンティの美学 - 芸術と同時性

  • 著者名:川瀬智之
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 青弓社(2022/07発売)
  • ポイント 38pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787210548

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内容説明

絵画を見ること/知覚すること――。現象学の発展に寄与したフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティは美学・芸術論も残しているが、「見ること」や芸術を通じて何を思索し、それは彼の哲学でどのような意味をもつのか。

メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して『行動の構造』『知覚の現象学』『見えるものと見えないもの』などのテクストを緻密に読み解き、2つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけ直す。

哲学に限らず美学や芸術の領域にも越境し、のちにジョルジュ・ディディ=ユベルマンの美術論にも影響を与えたメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。

目次

まえがき

凡例



第1章 『行動の構造』『知覚の現象学』での奥行きと同時性
 1 空間的な奥行きの知覚
 2 過去としての奥行き

第2章 制度論での奥行きと同時性
 1 感情の制度
 2 絵画の制度
 3 言語の制度

第3章 〈自然〉〈存在〉の思想史講義での現在と過去の関係
 1 シェリングの「野生の原理」
 2 ベルクソンにおける「開かれた記録簿」
 3 ハイデッガーの存在概念と「開かれた記録簿」

第4章 肉の概念と知覚における想像的なもの
 1 「眼と精神」での奥行きと同時性
 2 肉の概念
 3 視覚の成立――反響と想像的なもの

第5章 〈存在〉の概念と奥行き、同時性
 1 知覚における理念
 2 〈存在〉の概念
 3 〈存在〉における奥行き
 4 〈存在〉における志向性

補 論 メルロ=ポンティの美術論――奥行きと運動における同時性
 1 ドローネー、ロダンの美術論とメルロ=ポンティ
 2 『知覚の現象学』での奥行きと運動の時間性
 3 メルロ=ポンティの美術論における同時性

結論

初出一覧

参考文献

あとがき

事項索引

人名索引

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