祥伝社新書<br> なぜ日本企業はゲームチェンジャーになれないのか -イノベーションの興亡と未来-

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祥伝社新書
なぜ日本企業はゲームチェンジャーになれないのか -イノベーションの興亡と未来-

  • 著者名:山本康正
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 祥伝社(2022/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784396116606

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内容説明

ゲームチェンジャーへの道筋とは?
「失われた20年」は、いつしか「失われた30年」といわれるようになった。
それは、国際経営開発研究所が毎年発表する世界競争力ランキングにも如実に現れており、
日本はシンガポールや韓国はもとより、タイやマレーシアの後塵を拝している。
テクノロジーの進化によって、世界は加速している。
月面旅行や空飛ぶ車、顔認証だけの決済といった“夢物語”が現実化しつつある。
かつてインスタントラーメンや内視鏡、ハイブリッド車などの革新的な製品で
世界を席巻した日本企業から、なぜイノベーションが生まれなくなったのか?
本書では各産業分野におけるイノベーションの歴史をたどりながら、進化し続ける
最先端のテクノロジーと企業を紹介する。
そこから見えてくる日本企業の失敗の本質、そして未来とは――。

序章 イノベーションの起源
第1章 新しいお金
第2章 未来の食
第3章 ヘルスケアの進化
第4章 移動の革命
第5章 エネルギーの過去・未来
第6章 スマホによる「再定義」
終章 ゲームチェンジャーの条件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モーモー

8
現状の日本を取り巻く環境、状況についての認識について作者と齟齬はない。 あまりに偉大な成功、権力の座から退場しない老害が日本の成長を阻んでいるように感じた。 イノベーションをおこすための、引き算の考え・・確かに日本人が苦手な箇所ですね。ためになりました2022/12/07

読書熊

3
さまざまなイノベーションを網羅的に学べる2022/07/21

taa

2
イノベーションとは新技術ではなく、そこから起こる新しい価値や社会変革の過程を包括したもの。 本著はイノベーションをタイプ別、分野別に説明している。 イノベーションを起こすには、意外にも守破離の概念が必要なのだとわかった。まずは模倣して型を崩していく。 ここで大切なのは、機能のプラスではなく、マイナスを意識すること。自ら実感していることでもあるが、引くというのは足すより決断力がいる行為。 マイナスが分かりやすさにつながることを意識してプロダクト開発を進めようと思った。2022/10/01

さっこ

1
表題に対する答えというより、ひとまず2020年代までをゴールとするイノベーションを金融、医療、移動手段、農業、通信手段などさまざまな分野から取り上げている。 結論は想像の範疇を越えるものではなかったけれど、著者の見識の広さにより、ざっくりと現在地を把握したい私にさまざまな情報を与えてくれた。失われた30年はまさに自分が大人として過ごしてきた時代であり、なにがいけなかったのか、考えさせられるものであった。 次の世代に日本を託す為に今一消費者として有権者として、何を選択するのか誠実でありたいと思った。2023/11/16

Yoshi NAK

1
副題の「イノベーションの興亡と未来」がメインの内容。とても多くの情報が入っていて面白い内容です。 今がわかるよい本でした。2022/12/25

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