講談社の創作絵本<br> 講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段

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講談社の創作絵本
講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段

  • ISBN:9784065187289

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内容説明

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人気沸騰中、「チケットの取れない講談師」神田伯山さんを監修に迎えた「講談えほん」シリーズ、待望の第2弾! 


「講談」とは、古くからの日本の伝統芸能です。講談師が、実在の人物や史実とされている事象を、脚色を交えて聴く人を楽しませつつ、一人語りで読んでいきます。日本の歴史の物語を次世代につなぐために、とても大事で、いま注目されている芸能です。このたび、次世代に伝えたい講談のお話を、絵本にして子どもたちに残すために、「講談えほんシリーズ」をつくりました。
いま、飛ぶ鳥を落とす勢いの講談師・神田伯山氏を監修者に迎え、話題を呼ぶこと請け合いのシリーズ、待望の第2弾が3作品登場です!

そのうちの『曲垣平九郎 出世の石段』は、「寛永三馬術」のなかでも特に有名なエピソード。
江戸時代のこと、徳川家光が増上寺を参拝した帰り道、愛宕山の上から梅花の香りがただよってきました。家光は、石段を馬でかけあがって、梅花を折り取ってくるよう命じましたが、挑戦した者はみな、失敗に終わります。そこで名乗り出たのが、がりがりのやせ馬に乗った曲垣平九郎! はたして平九郎は186段の石段をかけのぼることができるのでしょうか。
子どもたちから絶大な支持を集める児童文学作家の石崎洋司氏が文章を、大人気漫画家・五十嵐大介氏が作画を担当した声に出して読みたい絵本です。

人気講談師・神田伯山さん監修による講談社創業110周年記念企画。

講談の物語の魅力を存分に味わってください!
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

44
ヒグチユウコさんのボリス雑貨店にて思わぬ収穫。五十嵐大介さんが絵を描いて更にサイン入りのこの絵本を販売していた。即購入。講談の絵本。愛宕神社の階段を馬に乗って登る話。傾斜40度。186段の石段。石段の登り切ったところに梅の花。家光公は家来に梅を取ってこさせようとするが、落馬、落馬、落馬、3人ほど落馬してしまう。諦めて帰ろうとしたところに曲垣平九郎が名乗りを上げるといった話。愛宕神社の階段。出世の階段と言われているのはこの曲垣平九郎の話だったか。五十嵐大介さん海の絵だけではなく馬の絵も素敵。2020/12/27

ベル@bell-zou

32
うん、馬はパートナーなんだよね。平九郎より先に、石段から、がらがら がらがら…と、お侍さんと一緒に落っこちた馬たちの安否が気になった。五十嵐大介さんの絵本を追いかけ中なのだけど、監修をされた神田白山さんの名調子がきこえそうなこの語り。講談えほんシリーズ、他の作品も読んでみたいな。2020/12/06

Roko

31
愛宕山は標高25.7m、江戸の町で一番高い場所で、江戸時代には東京湾や房総半島までを見渡すことができたと言われる場所です。そんな高いところへ、186段の石段を馬で登る?想像しただけでも怖い怖い! 何人かトライしてみても、途中で転げ落ちてしまうのです。 誰もできないのかと諦めかけた時、名乗り出たのが曲垣平九郎(まがきへいくろう)でございます。 その首尾やいかに!講談口調が楽しい絵本です。2023/03/23

gtn

28
人にも通ずる。人も自らを知る者のために動く。2021/02/02

ヒラP@ehon.gohon

27
講談の語りをそのまま文字にしたようなお話です。時代がかった内容であるのも、講談の本流をいっているようで好ましく感じました。急で長い階段を馬で上るという、将軍様の意地から退くに退けなくなった戯れ事ではありますが、それだけに風情があります。 講談師になったつもりで読み聞かせしたいと思いますが、対象は高齢者になるでしょか。2020/12/25

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