内容説明
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神殿の自動ドアに聖水の自動販売機。こんな時代に、こんなものが!――今から2000年も前の古代ギリシャには、なんと自動ドアや自動販売機がありました。自然の力しかない時代に、工夫に工夫を重ねて生み出された画期的な技術とアイデアを、楽しく図解します。
目次
1 神殿の自動ドア
2 砂時計と重力エネルギー
3 聖水の自動販売機
4 アルキメデスの揚水ポンプ
5 アルキメデスの熱線砲
6 古代の消化ポンプ ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2024/01/28
中島直人
3
(図書館)読了。特に大きな驚きは生まれず…2022/02/13
in medio tutissimus ibis.
2
回転運動を歯車ひとつで往復運動に変えてしまう「半分しかない歯車」が原理の単純さとその結果の落差が一番大きく感じられてすごいと思った。単純さだけで言えば「水平面を作る技術」が逆にその発想はなかったくらい単純だが。ただ手間は滅茶苦茶かかりそうでもあるので技術の進歩は偉大である。超技術らしいのは「アルキメデスの揚水ポンプ」と「古代ギリシャのジェットエンジン」。どちらかというとそれを作る技術がすごい。後者は著者が考えるほど真面目に作らなくても稼働しそうだが、円筒にぴったり収まる螺旋なんか発想して作れるの本当に凄い2023/05/12
ちいくま
2
神殿の自動ドア、奇跡調査官のどこかで見た!仕組み好きなので簡単なものは読んでいて図解を脳内でゆっくり動かしてみて楽しみました。庭園の噴水とか運河とか日本刀とか、とにかく面白かった。2015/10/11
木倉兵馬
1
再読。図解により古代・中世の技術を知る一端となるであろう一冊。ヘロンの著作に始まり、北宋代の水運儀象台や爆破による排水ポンプまで紹介されています。しかし火薬を使う排水はどこまで実用性があったのか……。2020/12/31