マヤコ一○一歳 ~元気な心とからだを保つコツ~

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マヤコ一○一歳 ~元気な心とからだを保つコツ~

  • 著者名:室井摩耶子【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 小学館(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093888684

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内容説明

大手メディアが注目する老境の生きる指針。

「なぜ100歳を過ぎても元気なのか」
と、よく尋ねられます。

きっと「人の目」を気にしないことがいいのね。
眠くなったら「からだがノーって言ってる」とさっさと寝てしまうのがわたし。
相手にも頼りたくないし、求めない。
食べたいものを食べ、やりたいことをやる。

からだと心の自然に任せた生活で、人の言うことは聞きません(たまに医者の言うことも無視します)。

「老いては『子』に従え」と言いますが、「老いては『個』に従え」ではないかと。

わたしという「個」、わたしの「心とからだ」の声に従って生きてきたからこそ、年齢を重ねても、いつまでも幸せに生きられています。
(「はじめに」より)


現役ピアニストとして活躍し、ひとり暮らしの日々を満喫するマヤコさんの周囲では、なぜか笑いが途絶えません。

100歳を過ぎても、自分らしく、心豊かに暮らす「マヤコ語録」から元気と勇気が伝播するからです。

・面倒なことは聞こえないふり
・シワやシミは「わが同士」
・年齢を理由に我慢しない
・遠くの親戚より近くの他人
……

読むほどに長生きしたくなる、笑いと共感に満ち、ちょっぴり感動の愉快爽快エッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

44
サライの記事から。101歳、現役ピアニストのマヤコさんの言葉は、読んでいてとてもおおらかな気持ちになれます。辛い思い出も、楽しい思い出も、彼女の表現力の源。頭陀袋の中身をちょっとおすそ分けしていただけただけで、とっても豊かな気分。実際に音も聴いてみたいな♡探してみよう。2022/12/12

スリカータ

8
室井摩耶子さんの著書はこれまでも読んで来たけど、101歳になられた最新刊である本書もとても良い。長年弾いてきたベートーヴェンのソナタも90歳で納得の境地に達したとか、年齢を重ねることに肯定的で、老化に対する悲観要素が全くない。室井さんといえば、頭陀袋。若い世代は知らない言葉かもしれないけど、室井さんの感情処理の例えが頭陀袋に閉まったり引っ張り出したりすることなのだ。ひたすらピアノに人生を捧げ、さっぱりとした潔い気象が素敵。人生100年時代のお手本になる方だと思う。2022/09/27

coldsurgeon

6
ピアニスト室井摩耶子さんは、今まで知らなかったし、どのような経験も飲み込んでしまう心の頭陀袋をもつ人は知らなかった。年齢を理由に我慢はせず、老い先短いからこそ贅沢をすべきだ、と叱咤激励する。老いては「個」に従えとは、よく言ったものだ。自分自身に正直になり、生きることであろう。人は人々の記憶から消えていくものと割り切れば、「終活」を考えるくらいなら、今日という日を大事にしたい。読む限り、身体は100歳という時間を反映して、思い通りにならない体なのだろうが、心はとても元気で、まだ100年持ちそうだ。2023/01/14

てつろう

5
ピアニスト101歳の室井摩耶子さんの生き方。名前は知っていたが、まだ存命で活躍していたと知らなかった。心の頭陀袋は参考になった。嫌なことをこの頭陀袋にしまっていこう!自分の好きな事に熱中して残り少ない人生を謳歌していきたいと思った。2023/02/17

くりちゃん

4
室井摩耶子さんは父親から6歳になった時、習い事を始める慣わしで、今さらお琴でもないと言い、ピアノをマヤコさんに与え、母親が一流のピアニストを教師として始めたそうですが、性格に合うよき伴侶として一生ピアニストとして歩んでいます。物事に拘らない性格は見習うべき事が有り、気持ちを建て直す良いきっかけになりました。楽譜は作曲家のメッセージ、記憶もさりながら現役のピアニストに頭が下がりました。2022/12/14

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