ザ、コラム

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ザ、コラム

  • 著者名:小田嶋隆【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 晶文社(2022/07発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794969385

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内容説明

ネトウヨもスキャンダルもエロもなんでもござれ。
これぞコラムの金字塔。
著者初の自選超偏愛的コラム集

政治家たちの失言・スキャンダル、スポーツ・芸能界のゴシップ、メディアの機能不全まで、
世の気になる出来事に対して常に辛辣で的確なツッコミを入れ続けるコラム界の至宝・小田嶋隆。
多くの物書きからリスペクトを受ける「コラムニスト中のコラムニスト」が、
この凡そ十年で手がけた数多のコラムの中から自らの手で選りすぐって編んだ一冊。(ほぼ単行本未収録)
ノイズまみれの世界に燦然と輝くコラムの金字塔!

内柴正人準強姦事件/小泉チルドレンの行く末/島田紳助引退会見/岩波書店縁故採用/小向美奈子ストリップ/アベノミクスという「オレオレ経済政策用語」/のりピー覚醒剤事件とタトゥー事情/倖田來未羊水発言/星野仙一の軍隊式野球/中川昭一「もうろう会見」/……みんなまとめてナデ斬り。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんやん

35
新聞を取っていないし、ここ最近はTVも観ていない。それでも昔のコラムを読むと、ああ、こんなことがあった、あんなことがあったと感慨深い。中川大臣のもうろう会見、島田紳助引退、のりピー逮捕、小泉チルドレン……全く光陰矢のごとし。今更個々の出来事にとくに興味があるわけでないけれど、それらを切り口に世相を切り取る著者の言葉は鋭い。あの時代の空気が蘇ってくるような。「『広告批評』が我々に教えてくれたのは、わかったふりをしておこうぜという態度だった。実際、天野祐吉は、いつでもわかった人としてコメントしていた」2022/07/21

阿部義彦

17
良いタイミングで「ポエムに万歳」が文庫化されて番組化もされたコラムニスト、小田嶋隆さんの書籍化の予定の無かった主にWeb連載のコラムから自らの手でよりすぐったフェイバリットワークス。羨む晶文社からの刊行です。「腐った羊水」「後期高齢者」「小泉チルドレン」「紳助とまさしとオレ」「出版界の甘くない景気」等など2006から2014までの出来事をぶった斬ります。こうして見ると小田嶋隆さんが連載を持ってた雑誌って「噂の真相」はじめ休刊という名の廃刊になった物が多いですね。死屍累々。バランス良い選択です。お勧め!2016/11/03

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

13
小田嶋センセ、さようなら、ということをブログに書きました https://connectron.love/2022/06/notes/21443/2022/06/26

緋莢

10
その性質上、短期的な結果を求められる「コラム」。あらかじめ短命であることを自覚したテキストであるコラムの中から、一定の時間を経てなお生命を失っていない原稿を選んだ。出来不出来よりは個人的な偏愛をより強く反映したコラム集。2017/03/10

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

9
Facebookのバトンにあげるために再読。小田嶋センセの怒りは正しい。おおっぴらに声をあげることをダサいとしている世代にも声をあげさせざるをえない今という時代のひどさ。悪に対しての怒りは善ですよ。2020/05/12

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