幻冬舎文庫<br> 卵を買いに

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幻冬舎文庫
卵を買いに

  • 著者名:小川糸【著】
  • 価格 ¥564(本体¥513)
  • 幻冬舎(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426962

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内容説明

取材で訪れたラトビアに、恋してしまいました。手作りの黒パンや採れたての苺が並ぶ素朴だけれど洗練された食卓、代々受け継がれる色鮮やかなミトン、森と湖に囲まれて暮らす人々の底抜けに明るい笑顔。キラキラ輝くラトビアという小さな国が教えてくれた、生きるために本当に大切なもの。新たな出会いと気づきの日々を綴った人気日記エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

181
小川さんの世界感に溢れるほっこりなエッセイ。寝る前に少しずつ読んだ。ラトビア愛がハンパない。ソ連から独立したバルト三国の一つ・・位の知識しかない私だが、小川さんが『遊牧民』に憧れる感じがとても好く伝わって来る。好きなもの、好きな人に囲まれて人生を終えたいのは同じだ。私は遊牧民は無理だが、人生という限りある今を生きているのも気持ちは遊牧民の一人なのかもしれないなぁ。2018/03/03

のぶ

115
小川糸さんのペンギンと暮らすシリーズの日記の最新刊。まず、小川家にゆりねと言うペットの犬が増え、その可愛がり方が読んでいてほほえましい。あと相変わらず旅行が多いのですが、今回の中心はラトビア。「ミ・ト・ン」も読んでこの国の知識はある程度入っていたが、旧ソ連に抑圧されていた時代や、独立を果たし、自由を謳歌できるようになった国の様子が詳細に書かれていて良かった。観光地でなく、こんな人知らぬ土地の旅には憧れた。毎年恒例になっているベルリン訪問もあってベルリン愛が伝わってきた。この日記これからも続けてほしい。2018/02/21

hiro

99
バルト三国ラトビアがモデルの架空のルップマイゼを舞台にした小説『ミ・ト・ン』を先の読んでいた。そのため、この本は小川さんが小説執筆ため取材に訪れたラトビアの紀行文だと、それにしては『卵を買いに』という題名は変だと思いながら勘違いしていた。実際は今まで4冊も読んでいた小川さんの日記エッセイの2015年版だったが、今回も、ラトビアはだけでなく国内外の旅、ペンギンさんだけでなく表紙にも登場した新しい家族ゆりねとの生活、料理に関すること、そして平和に対する想いなど、小川さんの人となりがよくわかるエッセイだった。2018/04/30

けんとまん1007

96
日常の中で感じられたことが、さりげない感じで綴られていて、心地よい。それだけなく、今の時代への危機感も、しっかりと表現されていて、同感。どうなってしまったんだろう、この国はと思う。目指すものの一つ、それがラトビアの十徳。これは、毎日、眼にする価値がある。2018/07/29

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

93
78/100点 著者お得意の日記風エッセイ2015年版。小川さんのエッセイ初読みになります。小川さんらしい読みやすい文章で一気に読めたけど、うーんなんかって感じですね。小川さんの日記みたいなものなので、これまでずっと読んでいる読者にはイイのでしょうが、この作品から読んでいる者にとっては、すんなり入って行きにくいと感じました。自分は小説の小川さんの方がダンゼン好みですね。この作品にも紹介されていた『ミ・ト・ン』は読もうと思っています。2018/03/19

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