ショートカット思考

著者名：グレイス・ローダン/三宅康雄

サンマーク出版（2022/07発売）

• ISBN：9784763139597

内容説明

「今のままで、目標に近づけているだろうか」
「頑張っているのに、報われている気がしない」
「やりたい事があるけど、なかなか始められない」

私たちには達成したい夢や目標がある。
なのに、毎日、不安でいっぱいなのはなぜだろう。
結論から言えば、
それは私たちが、自ら認知バイアスに縛られているせいだ。

ロンドン最高峰の「行動科学」のプロである著者曰く、
「まだ、やるべき時じゃない」
「できないかもしれない」
そんな間違った思い込みの８割は
自分自身が生み出しているという。

そこで本書は
７つの“ショートカット思考”を提案する。
人生を遠回りさせる
ムダな時間、ムダな努力を減らそう。
目標に対して、
最短距離を進める「近道」を見つけよう。
それが本書を貫く「ショートカット思考」だ。

「できない」と思っていることの８割は、根拠のない先入観。
裏を返せば、キャリアの８割は自分でコントロールできる。
いますぐ、これまでのやり方は捨てて
「なりたい自分」への近道をまっすぐ歩もう！

【目次より】
Ｐａｒｔ１　ビギン　Ｂｅｇｉｎ
Ｐａｒｔ２　ゴール　Ｇｏａｌ
Ｐａｒｔ３　時間　Ｔｉｍｅ
Ｐａｒｔ４　内側　Ｉｎｓｉｄｅ
Ｐａｒｔ５　外側　Ｏｕｔｓｉｄｅ
Ｐａｒｔ６　環境　Ｅｎｖｉｒｏｎｍｅｎｔ
Ｐａｒｔ７　レジリエンス　Ｒｅｓｉｌｉｅｎｃｅ
Ｐａｒｔ８　ジャーニー　Ｊｏｕｒｎｅｙ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

　ごりごりの経済学者が面白さに特化して書いた楽しい本。ショートカットとは、ワープではなく、無駄を省いて確実に歩むことでした。単純なようで、それが中々できないのですが、行動経済学の視点で方法を紹介。自分には、思い込みも偏見もあるし、耳が痛い忠告ほど有効である。仲の良い友達との連携は大事ですが、愚痴を言うだけの徒党になってないか考察も必要。面白いです。

2022/09/15

[ちょもらん丸]

成果が測定できれば達成できる。

2024/07/07

[ミユキ]

図書館タイトル借り。起業する人、キャリア志向の人向け？ちょっと違ったかな…と思ったけど、小さな目標を達成するためにも使える思考法、行動科学に基づくたくさんの情報があり参考になった。自分に対する自分の認知バイアスを変える。無意識にできないと決めてしまわないようにする。他人の評価も本当のフィードバック以外は気にしない。何かを変えたければ長い目でみる。続けて習慣化させる。速い思考を定着される。異時点間選択を意識する。選択時点ではコストは払うが遠い将来にベネフィットが得られる選択ができるように。行動科学面白い。

2022/10/26