談合・価格協定事件の経済分析 - 裁判例を用いた「法と経済学」の実証研究

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談合・価格協定事件の経済分析 - 裁判例を用いた「法と経済学」の実証研究

  • 著者名:牧厚志【著】
  • 価格 ¥6,050(本体¥5,500)
  • 慶應義塾大学出版会(2022/08発売)
  • ポイント 55pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766428230

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内容説明

「経済事件」の背景を実際の数値データを用いて分析。
判例・勧告等の資料から法律家の判断と経済学的知見を比較。
「法と経済学」分野に実証分析の専門家がアプローチ。
価格協定事件や入札談合事件に関する法務資料をもとに、計量経済学的な実証分析を行う。「法と経済学」分野の新しい可能性を模索する。

目次

はじめに

第1章 問題の所在
──自由と正義

第2章 法と経済学の実証分析とその哲学的基礎

第3章 石油製品価格協定刑事事件と損害賠償請求事件
──計量経済分析の応用

第4章 水道メーター談合事件と損害賠償請求事件
──契約形態の変化と落札価格の変動

第5章 官製談合事件
──防衛庁調達実施本部と北海道開発庁のケース

第6章 ストーカ炉談合事件と損害賠償事件
──地方自治体間の予定価格の散らばりと高い落札率

第7章 多摩地区入札談合事件(1)
──落札価格が2極化した事件

第8章 多摩地区入札談合事件(2)
──住民と地方公共団体による損害賠償事件

第9章 東京都下水道ポンプ設備談合事件
──予定価格入札前公表による応札行動の変化

第10章 法と経済学の実証分析に基礎をおいた政策論

参考文献
あとがき
索引

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