内容説明
小学六年生の小春と英(はな)は学校も得意科目も志望校も別だけど、塾でいつも隣同士の親友。彼女たちは2人だけの”卒業制作”として秘密のカルタ作りをはじめる…。
自立の一歩手前、少女たちの繊細かつしなやかな心情を描く、注目作家の最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪丸 風人
18
主人公は小規模塾に通う不真面目な女の子。生まれた時から志望校が決められていたという彼女が、わかりあえる仲間がいる特別な場所で、夢を見つけて一歩を踏み出すまでを描いています。印象的だったのは少女の「振り回されることが悔しい」という心の叫び。はたして自分なら、唐突に夢を語りだす娘に理解を示し、 “元気に楽しく毎日過ごしてくれることが一番”と言ってやれるだろうか?と自問してしまいました。物語の思わぬ展開にはびっくりしましたが、前向きで希望に満ちあふれるラストは素晴らしかった!(対象年齢は11歳以上かな?)2022/08/09
そうたそ
13
★★★☆☆ ノレノレこと"ノーレイン・ノーレインボー進学教室"なる塾に通う十二歳の小春と英は、卒業制作ならぬ、卒塾制作としてかるたを作ることに――。学校だけでなく、子どもたちにとっては塾だって大切な友人とのコミュニケーションの場。確かにこんな卒塾制作があってもいいのかも。毎日小学生新聞連載ということもあってか、話の展開が安易、シンプルに過ぎると感じられる部分もあったが、大人になったら忘れてしまいそうな、小学校から中学校へ進学する間の、あの一生に一度しかない青春の時間を思い出した一作でもあった。2024/02/14
ゆにす
12
塾が居場所という設定はすごくいいと思う。ただ主人公の心の動きや家族の姿は物足りなく思いました。中学受験ってすごく大変だもの。2023/11/28
joyjoy
11
子に中学受験をさせるママ友が「自分がそうだったから」子どもにも同じようにさせたい、と話してくれたことを思い出す。 主人公のひとり小春も、祖母や母の思いを受けて、彼女らの母校である中学を受験する気になっていたが…。 読んでいるうちに、私自身が我が子の中学受験なんて考えもしなかったのも、自分がそうだったから、かも、、、と気づく。子を信じて、「自分で決める」を応援できる親でありたい。2023/02/19
たぬき
7
3.5。進学塾に通う小6女子の主人公が、同じ塾の女子と一緒に、卒業制作として、塾に関するかるたを作る中で、色々な家族問題とかが出てくる的なお話。 小6からこんな一生懸命勉強もしてて、悩みも持って、すごい。2025/11/16




