内容説明
介護職や地域包括職員・ケアマネジャー・ケースワーカーなどの相談援助職が利用者から受ける暴力的言動の実態を質問紙調査やインタビューから明らかにするとともに、アメリカにおける先行研究を参照しつつクライエントバイオレンスを理解するための基本事項を提示。日本における今後の取組みの参考となることを目指す。対策体制整備のために。
目次
はじめに
I 日本における暴力とハラスメント
第1章 職場における暴力とハラスメント
1.国際的な動き
2.日本における動き
第2章 暴力とハラスメント研究
1.研究の推移
2.研究の特徴
第3章 介護・福祉の現場における実態と認識
1.介護職・相談援助職の体験
2.暴力とハラスメントに関する認識
第4章 発生に関わる要因
1.介護職員の場合
2.相談援助職の場合
II 予防と対応に向けての基礎知識
第5章 体験としての衝撃・対処・影響・支援
1.衝撃
2.対処
3.影響
4.上司による支援
第6章 予防と対応:多様な主体による推進活動
1.介護の世界における推進活動
2.福祉の世界における推進活動
3.関連制度の改善
第7章 予防と対応:事業主による包括的取組み
1.安全性を高める組織運営
2.「安全委員会」の取組み
3.職員対応研修
III アメリカにおけるクライエントバイオレンス
第8章 アメリカと世界各国のクライエントバイオレンス
はじめに:クライエントバイオレンスとは何か?
1.アメリカと世界各国のクライエントバイオレンスの実態
2.クライエントバイオレンスの危険要因
3.クライエントバイオレンスによるソーシャルワーカーと組織への影響
おわりに
第9章 クライエントバイオレンスの経験と予防・対応の対策に向けた提言
1.クライエントバイオレンスの経験と認識
2.クライエントバイオレンスの予防・対応に関する対策
おわりに
あとがき
引用参考文献リスト
事項索引
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