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内容説明
傷ついた子どもたちに寄り添う付添犬の物語。
2020年8月、性虐待被害を受けた幼い子どもが、
裁判で証言をする際の精神的負担を和らげるために「付添犬」を伴って出廷するという
画期的な取り組みがなされました。
その出来事は、盲導犬をのぞき、
犬が法廷に立った日本初のケースとして、
さまざまな新聞・テレビでも取り上げられました。
「付添犬」とは、
虐待や性被害によって
傷ついた子どもたちの
ストレスや不安を軽減するため、
児童相談所などの面会やセラピー、
子どもに関する裁判などに
付き添う犬のことです。
子どもたちと関わってきた
弁護士・医師・獣医師などの大人たちが
なんとかして子どもたちを助けたいと、
手を取り合い、悪戦苦闘しながら
この「付添犬」制度を立ち上げる
実話をもとにした感動ストーリーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
30
この作品に関係しておられる方から提供があって、すぐに読ませていただきました。子どもに向き合う大人たちが読むといいなと思いました。2022/08/24
ぽけっとももんが
11
図書館新着本。辛い目にあったこどもたちがまたそれを追体験しなくてはならない裁判などの場で、そっと寄り添ってくれる付添犬。わたしは猫派だけれども、ここは犬だろうなやっぱり。ぜひ大人向けに書かれたものを読みたい。2022/11/21
むさみか
6
海外ではコートハウス・ドッグとよばれる この制度が 子供たちを守ってくれる セラピー・ドッグの力を知ることが出来ました 子供たちの権利として しっかり認められるべきですね 対象年齢は 小学校4~6年くらいの 児童書ですが とても有意義に読めました2023/02/21
メル
5
ノンフィクションのままだと差し障りがあるので脚色を施したフィクション。司法の場面で子どもが何らかの証言を求められるとき、精神的な負担を緩和させるために生まれた「付添犬」。その始まりの物語。身体的虐待や性的虐待などに遭って心身に傷を負った子どもが、その当事者として証言をするのは確かに大人でも相当な重荷だと思います。但し誰か別の大人が立ち会って代わりに発言をするなどということが許されない世界で、子どもの心を守るために立ち会ってくれる犬という存在は知りませんでした。意義のある社会活動を知ることができました。2025/01/18
奏
5
虐待された子どもたちは、一刻も早く保護され守られるべきなのだが、そのためにはどんなことをされたのか、どんな気持ちだったのかなどの質問に答えなければならないのだという。子どもたちの負担はどれほどだろう。そんな子どもたちに寄り添い、ひとりじゃないと思わせてくれるのが付添犬。犬が人間を癒やす力は強力で、付添犬が認知され、子どもだけでなく必要とされる人のところすべてに派遣されると良いと思う。虐待について書かれた本を読むのは辛く、気力が必要。2022/09/21
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