内容説明
小さくても快適に過ごせる家……
そこには間取りの秘密がありました。
部屋をどうレイアウトするかに注視しがちですが、
それ以上に部屋どうしのつなぎ方が肝要です。
1階と2階など別のフロアにある部屋についても考え方は同じ。
親の寝室と子供部屋、サニタリーと個室の関係などなど、
それらがきちんと考えられていると家族がバラバラにならない、
みんなが心地よく生活できる住まいとなるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりこ
21
せっかくだからもう少し大きな本にして欲しい。テーマごとに間取りが掲載されているけれど、玄関からLDとキッチンに分かれて入れる動線が好き。これいつかプランニングで使わせてもらおう。いいよね?2017/11/05
てくてく
6
解剖図巻シリーズが好きでこちらは古書店で見つけて連れて帰ってきたもの。間取りを見るのが好きなのだが、この本は少々教科書的、かつ、まとまりという点ではやや難ありの印象を受けた。2021/04/09
じょうこ
5
新刊の『間取りの解剖図鑑』を眺めていると夢見心地になれたので、こちらも読んでみた。30坪以下の狭小住宅。今や東京都市部ではたくさん見かけることができる。小さい分、図鑑がもたらす夢は見れなかったが、こちらのほうが実用的かもしれません。2023/06/10
じじちょん
5
「大きい家だから住みやすく、小さい家だから住みにくいというわけではない」「広さに関わらず独自の暮らしやすさがある」と本間さんの言葉より。20坪~30坪と狭小住宅41軒を取り上げ、基本的な10原則の下に設計の工夫を1冊にまとめ上げられている。半地下・吹き抜け・換気・採光・動線、細かな工夫がすごい。2021/09/01
バーベナ
4
間取りの中に、くつろぐ人間の手書き(だと思う)イラストが配置されていて、可愛い。扉の向きだけでも印象が変わったりして、そういうところにセンスが現れるんだな~と思う。平屋の小さな家が欲しいなぁ。2017/10/18