内容説明
休暇から戻ったツイスト博士を出迎えたのは、事件の捜査で疲れ切ったハースト警部。郊外のレドンナム村で、次いでロンドンの駅で、切断され、スーツケースに詰めこまれた女性の腕と足が見つかったのだ。警部の依頼を待つまでもなく事件に興味を持った博士だったが、すぐにその顔色が変わった。駅から戻って蓋を開いた博士のスーツケースから出てきた物は……いっぽう事件の発端となったレドンナム村では、密室でインド帰りの元軍人が殺される怪事件が起きていた。なんと犯人は、杖から出現した魔神だと言うのだが……怪奇と論理の華麗なる饗宴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
α0350α
8
年末のランキングでよく名前を見た気がするので手を出してみました。"スーツケースの殺人者"とレドンナム村での"魔人"による密室殺人、2つの事件が見事に解決する構成がすごいですね。2020/03/12
ホームズ
8
事件は前作の『七番目の仮説』のようなパンチは無かったけど、バラバラ殺人と密室殺人事件は良かった(笑)それほど大がかりなトリックを使わないで密室を作り上げてるがちょっと分かりにくいかな(笑)死体にまかれた花が良かったかな(笑) ツイスト博士シリーズが年2冊翻訳されるのは嬉しいな(笑)2009/01/17
ソルト佐藤
6
トリックはさほどでもないけど複雑な構成を端正に書いていて楽しかった。さいごのツイスト博士のあれはありなのかな?(笑2009/02/05
ホームズ
5
似たような名前が多くて少しゴッチャになってしまった(笑)謎としては『七番目の仮説』や『狂人の部屋』など今までの作品に比べると驚きは少ないですかね~(笑)最初の場面はツイスツ博士がH・Mのようだった(笑)そして結末にはツイスト博士のダークな部分が(笑)色んな作品を思い出させるけど全部と違う結末に持っていくのは凄いですね~(笑)2010/11/03
魔魔男爵
5
偶然の要素が入ったのは惜しいが、密室トリックと凶器の謎が見事に融合している物理トリックはエレガントで好みでした。もっと凝れば「オリエント急行」の素晴しい別解になったと思う。2009/07/02
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