偉大な組織の最小抵抗経路 - リーダーのための組織デザイン法則

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偉大な組織の最小抵抗経路 - リーダーのための組織デザイン法則

  • 著者名:ロバート・フリッツ【著】/田村洋一【訳】
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • Evolving(2022/07発売)
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  • ISBN:9784908148194

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内容説明

前進するか、揺り戻すか“構造が組織の運命を決める

【序文 ピーター・センゲ(『学習する組織』著者 )より】
複雑なテーマを解き明かし、単純明快な原理で効果的なアクションに導くロバートの手際にはいつも驚かされる。しかし、ロバートの単純明快さはしばしば誤解されやすい。物事を矮小化する単純さではなく、物事を浮かび上がらせる非凡な単純化なのだ。つまらないアイデアを複雑にしてみせる安直なビジネス書やマネジメント手法が流行する昨今、幅広い生の現場体験に裏打ちされた深い洞察を見事なほどシンプルに提示してくれるものは滅多にない。

【著者】
ロバート・フリッツ
組織コンサルタント、アーティスト。ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲらとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。主な邦訳書には『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』、『Your Life as Art』 (ともにEvolving))がある。

田村洋一
組織コンサルタント、教育家。メタノイア・リミテッド代表。ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。バージニア大学ビジネススクール経営学修士(MBA)。野村総合研究所、シティバンク、外資系経営戦略コンサルティング会社で、企業等のプロジェクト組織運営に携わる。現在は、企業人教育、人材育成、組織開発のためのエグゼクティブコーチング、マネジメントトレーニング、ファシリテーションなどの活動を行う組織コンサルタント。

目次

序文 ピーター・センゲ
改訂版によせて
プロローグ
第1部 前進への道
第1章 組織の構造 成功や失敗に至る道
第2章 緊張構造 緊張が成功の鍵
第3章 緊張構造チャートを描く 組織をデザインする鍵
第4章 テレスコーピング カウンターポイントを創り出す
第5章 チェックリスト チャートを精緻化する
第2部 揺り戻しの道
第6章 葛藤構造 なぜ組織が揺り戻すのか
第7章 問題解決にまつわる問題
第8章 華麗なる組織の葛藤構造
第9章 葛藤構造の扱い方 構造をリデザインする鍵
第3部 組織をデザインする
第10章 組織の目的 何が組織をひとつにするのか
第11章 ビジネス戦略 目的への最小抵抗経路
第12章 フレーム リアリティを見るベストな方法
第13章 真のビジョンを創り出す
第14章 共有緊張構造
第15章 偉大なる組織 緊張構造の上に築く
第16章 ニューリーン
第17章 リーダーシップの構造力学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

11
ビジネス書としては良い本である。理想と現実のギャップから、創造的プロセスを構築し、リーダーシップと組織の調和をもって実行していくことを説いている。優先順位の混乱や、問題除去にフォーカスしすぎたり、タイムスパンが適切ではないと、組織は揺り戻しに会い成長できなくなると。ただ、肝心の構造的なイメージが今一つ深まらない。リーンやシステム思考との違いも説明されているが、バッファローの最短経路の話しと、どこか結びつきにくいのが残念。2019/12/22

たくみくた

7
29冊目。緊張構造と葛藤構造。前に進む組織と揺り戻しが起きる組織。大切なのは葛藤構造にあるものに階層を設定し、緊張構造にすること。すると、葛藤はなくなり、主客がはっきりとする。その主客を作るために、明確なビジョンを持ち、現実を認知することが大切。(構造の話は理解出来たが、その主客を作るためにビジョンなどが大事というのはわかるが、一般論感をやや感じてしまう。言うは易く行うは難し的なものだろう。)2022/07/05

naohumi

5
組織構造が組織を支配している。組織構造そのものを変えていかなくては、結局組織は変わらない。 葛藤、フレームワーク、ビジョン、リーダーシップはどういった構造が支配しているのか。本書では具体的な記載があったが、これを自組織に当てはめてみると見えてくるものがある。 短期的な視点。目の前の人参を獲得したい。この観点を払拭する事が大事で、それをどういった構造化にしていくと、組織が変わるのか。先ずは自分がそういった視座の発言をする事か。考える余地は大きい。 組織を振り返り、構造化に目を向けさせてくれた本。2022/11/12

ireadertj

5
なかなか実践に落とし込むには難しいと思った。一応具体例とかも記載があるが、抽象的な感はいなめないかと。なので、これを個別の具体に落とすには、そうとう考えこまないと難しい。正直結局の所、どう組織デザインに落とし込めばよいかまだはまだ至れなかった。2019/11/24

4
"最小抵抗経路"というコンセプトが面白いと思って手に取りました。組織は抵抗経路が最小になるところへ向かうようになっている。そのため、構造をどうデザインするかがポイントであり、緊張構造と葛藤構造の間で揺り戻しが起こらないようにしていくべきであるという主張の本でした。 緊張構造と葛藤構造の図解はとてもわかりやすく、ジョン・コッターの変革の8ステップに通ずる話でもあり、"組織変革"の書籍として読むのがよいかなと思いました。2021/09/25

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