125歳まで生きる方法 - 循環生理学者が最前線の研究から伝えたい、長生きする

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125歳まで生きる方法 - 循環生理学者が最前線の研究から伝えたい、長生きする

  • 著者名:西田育弘
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 誠文堂新光社(2022/07発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416715154

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内容説明

体に関する素朴な疑問に生理学者、西田育弘先生が答えるQ&A集。

イラスト入りでわかりやすく解説した一般向け生理学入門書であり、「生き方」の手引き書です。

からだのしくみが正しく理解できると、自分の体と上手くつきあっていく方法が見つかります。ひいては、健康に生きるためのヒントも見つかります。本書は、日常の中によくあるような「体の疑問や不思議」、「不調の原因」や「秘められた可能性」などを取り上げ、「生理学」という文法でおもしろ・たのしく解明していきます。

「健康は完璧な状態を望みがちだが、本来はどこかに欠損があっても、それを気にせず生きることが健康である」「人の寿命は125歳にセットされている。なのに、その前に死んでしまうのはなぜなのか」「甘い物や塩辛い物は身体に毒とされるが、本来は生命を維持するのに必須。それはなぜか?」「脂肪は敵か? 味方か?」など、一般的に常識と思われていることが、生理学からみると非常識ということが実に多いと筆者は指摘する。身体のことを知らないと、私たちは間違った身体の使い方をしてしまい、それはそのまま、間違った生き方につながる。

寿命125年という、人が授かった本来のポテンシャルをどこまで引き出せるのか。本書で、そのための50のヒントを紹介していく。

「なぜ風邪をひくの?」「おいしいものを食べると、幸せな気持ちになるのはどうして?」「美容の大敵『むくみ』はなぜ起きる?」など、身近な生活の中で湧き出る素朴な疑問から、「エネルギー生産工場の主『ミトコンドリア』とは?」など、生理学の専門用語まで役立つヒント満載です。

目次

はじめに
CHAPTER1 体に関する素朴な疑問
Q01 毎日決まった時間に眠くなる。体内時計ってあるの?
Q02 腸が第二の脳と言われるのはなぜ?
Q03 人の体はなぜ温かい?
Q04 細胞って何ですか?
Q05 歳をとると身長が縮むのはなぜ?
Q06 食事はなぜ1日3回がいい?
Q07 「やる気」はどこにありますか?
Q08 息を吐くと緊張がゆるむのはなぜ?
Q09 体は何からできていますか?
Q10 幸福に老いる秘訣は何ですか?
CHAPTER2 成長する体 0歳からの生理学
Q11 子供の頃太っていると、大人になってもやせにくいってホント?
Q12 食べ物の好き嫌いは、子供のうちに改善すべき?
Q13 才能豊かな子に育てたい。習い事はいつ始めればいい?
Q14 思春期にはドキドキ、ワクワク体験をしたほうがいい?
Q15 寝る前のゲームは何時までならいい?
【生理学者の目】 「生理学的に生きる」ことのすすめ
CHAPTER3 食事と栄養 体にいい食べものは体が教えてくれる
Q16 牛を食べても牛にならないのはなぜ?
Q17 腸内フローラって何? どんな働きをしているの?
Q18 一度ついた脂肪は、なぜ落としにくいの?
Q19 おいしいものを食べるとなぜ幸せな気持ちになる?
Q20 塩分を摂りすぎるとなぜいけない?
Q21 お腹が空くとグ~となるのはなぜ?
Q22 鼻と口はなぜつながっているの?
Q23 レバーはなぜ栄養価が高い? 人間も同じ?
【生理学者の目】 「デザートは別腹」はヒトにしかない行動
CHAPTER4 循環する体  若さと美しさのヒント
Q24 入浴に適しているのは、夜?それとも朝?
Q25 血流がいいと、体を若々しく保てますか?
Q26 循環って何? 体の中では何が行われているの?
Q27 血液はなぜ赤いのですか?
Q28 呼吸の目的は「酸素を取り入れる」ことですよね?
Q29 ぷるぷるだった肌が、カサカサになってくるのはなぜ?
Q30 朝起きたときの顔のむくみ、なんとかできませんか?
Q31 便と尿、同じ排泄物で役割はどう違う?
【生理学者の目】 循環が滞ったら「窒息」もしくは「汚物まみれ」
CHAPTER5 動く体 骨格筋とエネルギー
Q32 階段を昇ると息が切れるのは老化でしょうか。
Q33 「ヨーイ、ドン」だと走れるのはなぜ?
Q34 食後に運動すると脇腹が痛くなるのはなぜ?
Q35 「火事場の馬鹿力」って言うけど、私にもあるの?
Q36 緊張するとなぜ体が硬くなるのですか?
Q37 運動すると体が熱くなるのはなぜ?
【生理学者の目】 「科学的トレーニング」ってどういうトレーニング?
CHAPTER6 病気・不調とのつきあい方 日常の不調を生理学で解決
Q38 花粉症が出る人、出ない人は体質ですか?
Q39 よく頭痛になります。「痛み」っていったいどこからくるの?
Q40 体温が高いほうが病気になりにくいって本当ですか?
Q41 冷え症を治すにはどうしたらいい?
Q42 規則正しい生活がいいのはなぜ?
Q43 寝ているとき脳はどうなっている?
Q44 夜間頻尿です。昼間よりトイレが近いのはなぜ?
Q45 風邪は万病のもとって本当?
【生理学者の目】 何かしら「負」のものを抱えて生きている
CHAPTER7 老化と寿命 125歳まで生きる方法
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文月カイリ

0
内容は薄め。125歳まで生きる方法が載っているのは最後の方だけでした2017/08/27

lotta7

0
ヒトは遺伝的に125歳まで生きる可能性があり、一つ一つの問題をクリアしていく過程で長生きがある。食べ過ぎは寿命を縮めるらしいが、その理由が明快に明かされている。他にも、人体のナゼ?に答える内容で、面白くもためになる本でした。2015/12/12

千本通り

0
タイトルだけ読むと「125歳まで頑張って生きよう」という内容のように思うかもしれないが、実際は「我慢して125年生きるより楽しく80年生きようじゃないか」という内容です。読みやすくわかりやすい本です。基礎的な内容が書かれているので6年経っても古びた内容になっていません。2021/12/25

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