内容説明
タクシー乗務員の中山哲成氏は、英語の接客を競い合う『英語おもてなしコンテスト』の最優秀賞受賞者。
さらにプロの通訳者や有名予備校の講師らが参加する国内最高峰の英語スピーキングコンテスト「ICEE 2018」では、決勝トーナメ ント進出の大活躍。
英語力が限りなくゼロで、留学経験はおろか大学受験の経験すらない高卒のタクシー乗務員が、「英語を自由に話すこと」を目標に試行錯誤し、四年間で英語がペラペラ話せるようになった英語学習法のすべてを大公開！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠ヴィタリにゃん
85
2022年最後の読書はやはり語学ものに落ち着きました。錚々たるメンバーを勝ち抜き、英語おもてなしコンテストで最優秀賞を受賞された凄い方。同時通訳者の横山カズさんを知らなかった！努力の人。そして自分で学習方法を構築したのが勝因と思う。アウトプット能力って本当に大事！日本人英語に一番厳しいのは日本人と仰るのは凄く分かる。2022/12/31
おさむ
40
朝日新聞の記事で取り上げられていて興味を持った。タクシー運転手の英会話学習の記。何度もモチベーションが下がりながらも、根気よく手を変え品を変え、継続して学んだことが彼の力になっている。特にＳＮＳのいろいろなアプリや機能を活用して、海外の人達と交流するあたりから一気に語学力がアップしているように感じた。やはり「学ぶより慣れろ」なんだろうな。2020/09/02
らっそ
13
日本人の英語に一番厳しいのは日本人2021/04/09
ヨータン
10
期待していた以上に面白かったです。ただ単に英語が話せるだけではなく、世界の名だたる雑誌にインタビューされたり、おそらくタクシー業界ではNo.1の英語力。海外経験もない全くゼロの状態から、マスターするまでの勉強方法が具体的で、楽しそうで、参考にしたいものばかりでした。2023/03/10
mintia
9
英語学習のモチベーションを上げてくれる一冊だった。しかし高卒は大卒に比べマイナスかもしれないが、タクシードライバーは外国人と英会話出来るチャンスを考えるとかなりプラス要素だ。それに著者はミュージシャンを目指していたので耳がかなり良いだろうし、また小説家を目指していたので文章力もありそう。それでも著者の努力量はすごい。2020/12/10
