それでもバカとは戦え

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それでもバカとは戦え

  • 著者名:適菜収【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 日刊現代(2022/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065259313

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内容説明

こんなに辛口、いや激辛の政治批評はなかった!
「ストップ・ザ・自公政権」安倍・菅内閣の2年半の失敗と罪をバッサリ一刀両断。現代の政治家たちの薄さと軽さを、その言動から鋭くえぐり、ギャフンと言わせる痛快無比の政治コラム集。永田町が風雲急を告げるこの時期、国民が今なすべきことは何か。その指針となる一冊だ。
無責任な政治が続くと、ついつい有権者はあきらめや慣れで、政治に無関心になってしまう。「どうせ何も変わらない」と投票に行くことさえおっくうになり、放棄する。しかし、それこそ思うツボ。国民の無関心と無気力が三度の飯よりも好きなのが、だれあろう、無責任な軽薄政治家たちなのである。だから筆者は「それでもバカとは戦え」と、啓蒙・鼓舞する。ここにある「戦うべきバカ」とは何なのか。それは読んでの楽しみだが、ちなみに本書に登場する人物は安倍晋三、菅義偉、麻生太郎、小池百合子、橋下徹、吉村洋文、プラスその仲間などの面々である。名前を聞いただけで、もう、顔も見たくないよという国民が多いことだろうが、しかし、それで終わらせてしまったら、無責任政治家のやりたい放題。本当にこの国は何も進歩しなくなる。いや、国などどうでもいいが、ここで戦わない人は自分の内面まで腐らせてしまうのだ。
筆者は、本書のタイトルについてこう語っている。〈バカと戦ったところで、バカがいなくなるわけではない。社会のダニを批判したところで、日本がよくなる保証もない。それでも目の前にあるゴミは片付けなければならない。……たとえ手遅れであったとしても、事なかれ主義と「大人の態度」を投げ捨て、バカとは戦わなければならない。これは人間の尊厳に対する義務なのだ〉無責任政治に無気力になることなかれ。本書は、溜飲が下がるだけでなく、まともな人間としての怒りと闘志を呼び覚ましてくれる激辛の政治指南書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

25
今の保守政治家をこき下ろしてはいるが著者は左の人ではなく普通の保守だと思う。ここで叩かれている政治家は自分も嫌いだし著者の言っていることにも概ね賛成だが、口汚い言葉で罵るだけでは自ら批判しているネット民と変わらない。自分の印象を理論付けてくれることを期待して読んだのだが全くそうではなかった。日刊ゲンダイに連載している時は扇情的なわかり易い表現だけで良かったかもしれないが、本にするに当たっては根拠、出典、理論をしっかりと書いて欲しかった。2022/02/14

黒頭巾ちゃん

7
ツッコミが痛快▼安倍→嘘ばかり、菅→字が読めない、五輪→金儲けだけ、進次郎→下半身バカ、河井夫婦→買収等に対するツッコミがまともです。バランス取れた人になりたければおすすめです2021/11/23

ロバーツ

1
暗澹たる気持ちになる。元号介入について織田信長に準えた安倍晋三の最期が予言されているように読める。2022/09/22

中田光

1
やっぱり適菜収好きだな。 今の思想家の中では適菜と小林よしのりが一番突き抜けている。2022/08/27

りんりん

1
安倍晋三氏が亡くなった後読んでも、ホント酷い内閣だったなぁ、と実感🙄 諦めずバカと戦おう😭2022/08/15

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