2050年「人新世」の未来論争――次の世代に美しい地球を残すために

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

2050年「人新世」の未来論争――次の世代に美しい地球を残すために

  • 著者名:宮内義彦/井上智洋
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • プレジデント社(書籍)(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833424424

ファイル: /

内容説明

【内容紹介】
■アフターコロナ・ウィズコロナへとマインドが移る中で、誰も経験したことがない社会の大変革が起きようとしています。今後、どのようなことが起きるのでしょうか。どんな社会に変化していくのでしょうか。私たちの暮らしはどうなるのでしょうか。これから起きうるリスクに対して、私たちはどんな準備をすればよいのでしょうか。

■混沌とした時代の行き先に誰もが不安を抱く今、日本を代表する名経営者と新進気鋭の研究者のお二人が、2050年の未来社会を豊かにするための課題や、それを打破するための提言などについて、縦横無尽に語り尽くします。

【著者紹介】
■宮内義彦 オリックス シニア・チェアマン
1935年神戸市生まれ。58年関西学院大学商学部卒業。60年ワシントン大学経営学部大学院でMBA取得後、日綿実業(現双日)入社。64年オリエント・リース(現オリックス)入社。70年取締役、80年代表取締役社長・グループCEO、2000年代表取締役会長・グループCEO、14年より現職。

■井上智洋 駒澤大学経済学部准教授
慶應義塾大学環境情報学部卒業。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。2015年より現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。著書に『人工知能と経済の未来』『人工超知能』『AI時代のベーシックインカム論』『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』などがある。

【目次抜粋】
●まえがき
■第一章 地球環境をどうするか
地球温暖化は本当に悪なのか?/日本版グリーン・ニューディールetc.
■第二章 米中対立はどうなるか
鮮明になった中国の覇権志向/2050年アメリカと中国の変容etc.
■第三章 核兵器はどうなるか
増大する核兵器暴発リスク/「死の商人」が儲ける仕組みetc.
■第四章 日本の財政赤字をどう考えるか
政府が累積赤字を返済しなくてよい理由/通貨を増やせば景気はよくなるetc.
■第五章 資本主義はどう変わるか
成長と分配/グローバリズムとタックスヘイブン/独占と富の集中 etc.
■第六章 格差問題をどう解決するか
拡大する格差/学歴は親次第?/ベーシックインカムで貧困の撲滅をetc.
■第七章 パンデミックから何を学んだか
非常事態への対応能力はどこにあるの?/医療のデジタル化が遅れている理由
■第八章 私達の暮らしはどう変わるか
政権批判をしない若者たち/少子化の真の原因は/「脱労働社会」を目指すetc.
●あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

17
未来を正確に予測することはできない。しかしより良い未来を思い描いて進んでいくことはできる。温暖化・核兵器・米中対立・財政赤字・格差・危機対応など問題山積だが、諦めずに粘り強く取り組んでいくことが大切。全体として資本主義を肯定しながら、MMTやベーシックインカムを導入して分配や生活保障を手厚くしていく前向きな内容。政治や選挙に対する期待が大きいところは、若い人には響かないかもしれない。世の中を変えていくのは、おそらく文化的・消費的なムーブメント。2022/09/30

モーモー

10
2050年の将来に向けて、環境、米中対立、核兵器、日本の財政赤字、資本主義、パンデミック、格差問題それぞれについて議論した本所。 オリックス宮内さんはバリバリの新自由主義者と思っていたが、過去の考えにとらわれず、柔軟に思考が変化していることが書かれており、印象が変わりました。高齢になっても変化出来ることは凄いです。 意外だったのは、二人ともMMT賛同者だったことには驚きました2022/10/14

ケンサン

1
30年後の2050年を想定し、マクロ感を持って未来を創造。①経済成長と二酸化炭素排出量増加のデカップリングの推進②米中対立③核兵器への脅威、日本の防衛問題の脆弱性?核シェルターの普及率0.02%④日本の財政赤字をどう見るか⑤資本主義の今後⑥格差の拡大⑦パンデミックに学ぶ危機対応⑧政権批判をしない若者たち…政治は怖いもの。ロシア·ウクライナ戦争、コロナ対応、人流抑制や給付金支給、ワクチンの確保等。国民主権としての当事者意識が求められる~困難な問題こそ諦めない。2050年の次世代のため、できうることを考える…2022/11/15

hoven

1
様々な話題に話が飛ぶ。二人ともMMTを信じてるのはびっくりだ。2022/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19030973
  • ご注意事項